中耕しながら
家庭菜園用の耕運機“こまめ”を使って、
耕運することで、畝(うね)の間の草を抑えます。
これをしながら、畝の上に生えてきている雑草を見ながら、
あれば抜いていきます。
こまめは、プロ用の耕運機よりも力はありませんが、
こまめの方が小回りが利くところが利点です。
しかしいくら小回りが利くといっても、完璧ではないので、
こまめでも残ってしまう雑草は耕運しながら、足元で土を被せていきます。
【芋日記】
家庭菜園用の耕運機“こまめ”を使って、
耕運することで、畝(うね)の間の草を抑えます。
これをしながら、畝の上に生えてきている雑草を見ながら、
あれば抜いていきます。
こまめは、プロ用の耕運機よりも力はありませんが、
こまめの方が小回りが利くところが利点です。
しかしいくら小回りが利くといっても、完璧ではないので、
こまめでも残ってしまう雑草は耕運しながら、足元で土を被せていきます。
【芋日記】
地続きの三箇所の畑を一斉に休耕しています。
昨年の状態を見て、それぞれ休ませ方を変えました。
一箇所は、雑草が生えるままにしています。
もう一箇所は、ビール麦を蒔きました。
それは枯れてきています。この後は、草も生えてくるはずです。
三箇所目は、ライ麦を蒔いてあります。
ライ麦はまだまだ元気なので、秋まで草を抑えます。
ちなみにライ麦は種もとって、
来年以降の休耕畑の土壌改良に使います。
【芋日記】
麦をサツマイモの畝(うね)の間に植えて抑草するのですが、
ある程度麦が伸びたら、麦を刈ります。
その時に、麦では抑えきれなかった雑草も刈ります。
今までは、刈り払い機を使っていたのを、
今年、この畑では、つる刈り機で麦と雑草を刈るようにしてみました。
予め、つる刈り機が入れるように畝間を通常よりも広くとり、
麦と雑草が伸びてきたので、つる刈り機を入れてみました。
麦も草も地上10cm位のところで綺麗に刈り取れています。
さあ、この後がどうなるか、
もう一度草が速く伸びてくるか、ある程度刈った麦でそれを抑えて、
サツマイモのつると葉が伸びてくるか?
試験段階です。
【芋日記】
畝(うね)は黒いビニールで覆い草が生えないようにしていますが、
苗を植えるために空ける穴からは生えてきます。
その除草をするのですが、
この除草が遅れると、サツマイモの根の実が出来る部分が、
がっちりと抑えられてしまうので、
それを避けるために頻繁に見て草取りします。
【芋日記】
彼女は私(観客)を拒絶します。
映画の中で彼女に関わる人びとも拒絶します。唯一ジョルジュを覗いては。
彼女の名はイザベラ、17歳です。
夏、経済的に恵まれているイザベラは家族とリゾート地でバカンスの最中です。そして、17歳の誕生日前夜に、行きずりの男を相手に処女を捨てます。
彼女にとっての儀式です。
秋、イザベラは二十歳と偽り体を売ります。金が目当てでも、快楽が目当てでもありません。そして、同世代には目もくれません。まるで思春期をもう通り越したように振る舞います。
多くの男と関係します。たった一度の交わりです。けれどただ一人ジョルジュとだけは何度も会いました。そしてある日、行為の最中にジョルジュが持病の心臓の病で、心臓麻痺で亡くなります。
冬、警察がイザベラの母のところに行きます。彼女の裏の姿が明らかになり動転する母、自己を責めますがイザベラにとってそれは全くの的外れです。
その後、表面的な行動は更生の最中のイザベラです。彼女にとって売春は手段(何のためということが映画のテーマです)ですから、それをやらないことは何でもないことです。そんな時に同級生の恋人ができます。自然に肉体関係になりますが、その途端にイザベラは彼を捨てます。
春、イザベラは、ジョルジュの妻が彼女に会いたいことを知ります。ジョルジュが亡くなった部屋で会います。ジョルジュの妻は自分が知らない夫の姿を確認したかったのです。そしてその姿を自分に重ねるイザベラです。
イザベラは、家族も含めて誰も彼女を分かり合える人はいないと考えていました。
一番近いのはこれから彼女と同じ17歳を迎える弟ですが、彼は若すぎです。
そこにジョルジュが現れました。
ジョルジュはイザベラを無条件で受け入れる人物です。
今までとは違うイザベラが初めて接する人でした。でも彼はあっけない最期です。
イザベラはだから誰も受け入れないままでした。
そこにジョルジュの妻との出会いがありました。
彼女はイザベラに近い女、将来の彼女を想わせる女でした。
17歳という年齢の私は何を考え何をしたかを追想します。
何をしたかよりも、どうしてその時にそのことをしたかにこの映画の真価があります。
イザベラの行動は、17歳の欲求やあせりです。
新しいものを求める欲求、果てしなく自分を試す欲求も自然です。
また自分自身に対して劣等感を強く持ったり、だから存在を確認したくなったりもします。
私もそんな17歳がありました。
振り返って、
やらないこと、やれなかったこともあります。
ジョルジュの妻もその事に言及します。
その差(ここではイザベラは売春し、ジョルジュの妻は売春ができなかった)は、
ほとんどありません。
結果として問題になるかは別ですが。
イザベラは孤高でした。特別な存在でありたかったのです。これはごく真っ当です。
私も全く同じです。しかも大人になろうとする時の高揚とした時です。
特別でなければ何のために生を受け、これからがあるのでしょう。
いつの頃からか、おとなしい態度になっています。(自分のことです)
蛹はある時に達すると蝶になります。イザベラが変わったことに重なります。でもそれは人生で一度だけです。
いつの頃からか、おとなしい態度になった私は蝶になった頃を、
この映画で思い起こします。
イザベラ17歳の映画です。
彼女の行動に理屈はありません。また誰かに迷惑をかけることもその気持ちもありません。結果がそうならなくても。
ラストの彼女の笑顔は、蝶になったけれど羽ばたいていないイザベラが羽ばたくことを示唆していました。
私は大人になんてなっていないと思う時があります。
でもそんなことを思う時は体のいい時だと、自分勝手だとわかります。
大人になる前は、もっと鮮烈だということをフランソワ・オゾン監督は語ってくれています。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
ブラックなミュージカルアニメです。
未来に希望が見出せない街が舞台で、街の人びとは疲弊し、生きることに絶望しています。
自殺が絶えないことから公共の場では禁止、罰金です。未遂に終わると自分が、成功した場合は遺族が罰金を支払うのです。
暗黙のうちに隠れ自殺が推奨されます。
街には「自殺用品店」があり、そんな事情からその店(スーサイド・ショップ)は流行っています。
その家族が主人公です。
この店は、自殺用品なら何でも揃う代々続く老舗です。(長い期間、流行っているということ自体皮肉です)
高級品からお買い得品まで品揃えは充実、客の要望に応えられない物はありません。
安楽にすぐに死ぬ=今の絶望からすぐに解放してくれるありがたい店です。
そして未遂に終わったら返金もしてくれます。
街全体に自殺志願者が溢れていますから、繁盛しています。
そして何故か家族4人とも(夫婦と兄と妹)生きていたくない思想の持ち主です。
そこに赤ん坊が生まれます。
この赤ん坊が家族が望まなかった男の子で、生きる活力が溢れています。
成長すると学校の仲間を集めて、明るい街にしようという優等生です。
そのためには、実家の自殺用品店を変えなくちゃとなり、
店を滅茶苦茶にする悪戯をします。
それに怒った父親が息子を死なせようとしますが、返り討ちに合い、
家族全員が改心。
幸せを売るクレープ屋になりました。おしまい。
ということですが、一筋縄にはいきません。
もちろん、明るく生きよう!ということを高々と歌い上げますが、
皮肉が込められています。
冒頭から世の中に希望はないんだよ。のメッセージのオンパレード、
健気な息子の想いが伝わり、妹(生まれた息子の姉)が明るくなっていったりしますが、
基本は暗い家族です。
突然に明るくなることについていけないのですが、それは大筋ということでしょう。
実は、明るい店になっても自殺志願者はなくならない。
そんなシーンもありますし、
こんなに簡単に変わるわけがないという程の変わりようなところが、
皮肉に見えます。
自殺用品を売っているのですから、売り手としては複雑でしょう。
絶望している人を楽にしてやることができる仕事で、未遂に終わる位ならいっそのこと苦しまずにあの世へ送るのが、代々続いているこの店の役割とはいえ、
自殺幇助であることは間違いありませんから、精神が病んでしまいます。
そこへそんなことはやめようという無邪気な息子が誕生しました。
今まで暗く生きることが当たり前の家族にとって驚きというところです。
絶望の街、いかにもそれを現わしてる絵(登場人物達)、こういうブラックな設定ですが、ミュージカルで進むので見せきってしまいます。
家族の名前も、
父親はミシマ、日の丸針巻きで日本刀を振るいます。もちろん三島由紀夫を重ねています。
そして妹の名もマリリンです。裸で踊るシーンもあります。
母親(ルクレス)と兄(ヴァンサン)と息子(アラン)も自殺した人物と重ねているようです。
それらを含めて、演出がとても上手いなと思いました。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
メロン畑の交配のために一ヶ月前に来たミツバチですが、
やたらと増えています。
10日もあれば交配の作業は終わりなのですが、
メロンの花はまだ咲くので、蜂蜜が採れるのでそのまま巣は置かれています。
蜜がたくさんあるのと、暖かいのとで、
ミツバチが増えています。
尤もこの時期は食料を蓄えるのと、繁殖の時期ですから、
自然通りです。
【芋日記】
一週間ぶりにたかおさんを訪ねると、
実生のスイカが一週間とは思えないほど大きくなっていました。
この時期はスイカだけでなく、
サツマイモのつるも草も伸びる時期ですが、
それにしても見違えるほどでした。
自家用のスイカですが、肌が綺麗になるようにお皿も敷いてありました。
普通自家用ではそこまでの作業はやらないのですが、
たかおさんは本当に丁寧です。
【芋日記】
メロンのつるが伸びきっていました。
収穫まであとひと月の間、ビニールハウスの中の株元に適宜残した実に、
伸びた葉からの栄養で甘みメロンができます。
【芋日記】