クロタラリアの新芽
畑の周囲をクロタラリアで囲んでいる畑があります。
芋虫が出やすい畑の虫除けです。
伸び切ってしまい、隣の畑に倒れそうなので、
上2/3を切ったのですが、また新芽が出てきました。
まだ気温がそこそこあるからですが、
クロタラリアもサツマイモ同様にかなり生命力がある作物です。
【芋日記】
畑の周囲をクロタラリアで囲んでいる畑があります。
芋虫が出やすい畑の虫除けです。
伸び切ってしまい、隣の畑に倒れそうなので、
上2/3を切ったのですが、また新芽が出てきました。
まだ気温がそこそこあるからですが、
クロタラリアもサツマイモ同様にかなり生命力がある作物です。
【芋日記】
ほしいも産地でのサツマイモの天敵は、
ハスモンヨトウとナカジロシバタです。
通年、8月下旬から被害がありますが、今年は一月遅れです。
だいたい3世代目が暴食します。
その3世代目が今大きくなってきています。
台風や大風、大雨があると、減りますが、
そうでもないと、ひどい時は一晩で茎だけになる年もあります。
【芋日記】
今年から、こまめにたい肥の管理をはじめました。
大きな山でざっくり作っていたのですが、
切り返しをしながら、小さな山にしていって、
尚且つ、通気性が良いように、
「稲わら・モミがらの層」「たい肥の層」を重ねています。
雨よけをすることにより、適度な水分にすると、
たい肥内の温度も上がります。
60℃以上になり、完全にたい肥化します。
【芋日記】
この畑は、色々な条件が上手い具合にそろって、
今までになくサツマイモの生長が早いので、
9月中の掘り起こしを検討しています。
異例の速さです。
少し見ただけなので、ちゃんと試し堀りして決めます。
ちなみにサツマイモの品種は玉乙女と紅はるかです。
【芋日記】
冬のほしいも加工で出た芋の皮や、ほしいもには適さないサツマイモ等と、
米ぬか、モミ殻、くず大豆、稲わら、麦わら等で、
自家製たい肥を作っています。
一まとめの大きな山を作っておいて、あらかた発酵させておきます。
それを小分けにして、
排水が良い、稲わらやモミ殻の層、たい肥の層というふうに、
何層も重ねておいて、場合によってはカキ殻を入れたりして温度を上げて
完熟のたい肥にしていきます。
たい肥もこまめな農作業をして、管理すると、良いものが出来上がります。
【芋日記】
ほしいも産地の鳥は、
カラス、スズメの順に数が多いと推測していますが、
その次の生息数は、セキレイ、ヒバリ、ウグイス、(季節でツバメ)
のグループだと私は予想しています。
そのグループと同じ位いるのがキジです。
今回は子供の雌キジと会いました。
子供のキジはあまり見かけません。
【芋日記】
ほしいも農家の中には、ほしいも用以外のサツマイモを栽培している農家がいます。
8月から早堀りの「紅こうけい」が始まり、
今は「紅あずま」です。
この青果(生食)用のサツマイモの出荷のための選別が大変です。
ほとんど曲がりがない「A品」、多少曲がりや凹みがある「B品」
それが多少ではなく目立つのが「C品」、
それ以外に「切り」や「丸」といった規格外に分けます。
それと同時に、大きさでも分けます。
2Sサイズから3Lサイズまで、
ひとつのサツマイモの重量と、箱への最低本数が決められていますし、あまり大きいと規格外にもなりません。
この選別作業がとても手間がかかります。
ちなみに、A品は全体の2割にも満たないです。
【芋日記】
ほしいも産地に限らず、隣の畑(田んぼ)の農家とは暗黙のルールがあります。
この畑は、畑内を多様化するために、
畑周りを緑肥作物のクロタラリアで覆っていました。
クロタラリアが伸びきって隣の畑に倒れそうだということと、
日当たりが悪いのも気になったので、
隣接部分は、ノコギリ鎌で切り取りました。
【芋日記】
有機栽培で大豆を作り、冬に味噌の原料にする予定ですが、
どうも伸びていきません。
種蒔きした時、多分キジに食べられたので、
キジ除けしたのですが、その後、どうもスズメが新芽を食べているようです。
それも収まったかと思ったら、どうもまたキジが悪戯しているようです。
予定数量は見込めなさそうです。
【芋日記】