2014年12月
ヴィクとフロ 熊に合う 2013加 ドゥニ・コート
過剰に付けが回ってきて過去を清算させられた女二人ですが、
人間社会の恐ろしさを感じた映画です。
刑務所から出所した61歳の女性のヴィク(トリア)は山小屋に住む叔父を訪ねて、ひっそりと暮らすことを選びました。
そこに呼んだのは、刑務所仲間のフロ(レンス)、二人は服役中から愛し合っています。
村では少し浮いた存在の二人ですが、まあまあ仲良くやっています。そこへ、フロに因縁を付ける女が現れます。
ヴィク共々過去の清算を漬けられることになります。
牧歌的な暮らしの中に、悪意入り込むという感じで、
そこから逃れることができない二人です。
重ねてきた過去により人は、自分自身ではどうにもならない状況に置かれてしまうという、社会で生きる怖さを感じる映画でした。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
たかおさんの作業場
何十年も使い込まれている作業場ですが、
いつも綺麗に整っています。
明日蒸す原料芋も、耐熱コンテナの蒸篭(せいろ)に、
綺麗に並べられています。
たかおさんの仕事ぶりはいつもこんな感じです。
美味しい干し芋やメロン、スイカができるわけです。
【芋日記】
雨に備えて
すでに真冬のような寒さの干し芋産地ですが、
ここのところ雨が頻繁です。
風が強くなるのを警戒して、雨が吹き込む側の干し場を塞いで、備えています。
【芋日記】
今年の薪ふかし干し芋
今年も3軒の農家が薪ふかしで干し芋作りをしています。
ここのところ12月とは思えない寒さですが、
薪が焚かれているので、中はとても暖かいです。
そして蒸け上がりを観ると、しっかりと火が通っています。
美味しい干し芋ができそうです。
【芋日記】
外回りが大変です
気温が一段と低くなってきている干し芋産地です。
日暮れるのが早いですし、暮れる頃になると、
どんどん寒くなってきますから、
明るいうちに外回りの仕事を済ませます。
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【芋日記】
丸ほしいももありました
玉乙女は、ほとんど生産されなくなってきてしまった干し芋です。
親しい力男さんが作っているので、今シーズンの様子を観にいきました。
今シーズンはどの品種も上出来で、玉乙女もその例に漏れず良い仕上がりでした。
丸ほしいもも始めていました。
【芋日記】
鮭の燻製
おつまみに、と鮭の燻製を頂ました。
私が酒呑みと知っている方だからです。
色々な菊姫と試す気満々です。
【芋日記】
【SPAC演劇】変身 小野寺修二 演出
原作が原作ですから、辛い物語ですし、割り切れない、やりきれない気持ちになります。
ある朝毒虫になってしまったグレゴール、しかし彼は虫の姿の人間です。
家族は当初グレゴールは虫の姿になったグレゴールとして捉えていたのが、
虫として扱うようになります。
そこには、愛や良心や善だけでは生きていけない社会の仕組みが隠れていますし、
人の心も、世の中も無常ではないという非情な真実でもあります。
グレゴールも家族も、いっそのこと、彼が心まで毒虫になってしまった方が良いと思ったでしょう。
また、最後のグレゴールの悲劇を考えると、人の心が鬼であった方が、良いのではとも思えてしまう怖ろしさがあります。
そしてグレゴールを失った家族は、まだ生きていかなければならない、グレゴールを失ったことを後悔しながらも、虫になってしまったのだから仕方がないことを自分達に言い聞かせるでしょう。
遺された人の宿命で、これも真実です。
そんな理不尽な内容を、この演劇では、人が重なり合うような動きで表現していました。
明暗がくっきりとした照明の中で、登場人物を強調する際、何人もの役者が重なりながらの演技になります。
SPACの俳優達はその身体能力を活かし、整然・毅然とした動きで観客に迫ります。
その動きを見ていると、虫になってしまったグレゴールよりも、グレゴールとどう向き合うかを迫られた家族の苦悩の方がはるかに揺れるものなのだろうと思えてきました。
もちろん、絶望となったのはグレゴールですが、家族であるグレゴールを厄介者としてしまう心の葛藤が描かれていた舞台だと感じました。
【いもたつLife】
有機ほしいもスタート
いよいよ今年の有機ほしいも作りを始めます。
昨年までは、いずみ、兼六人参芋、安納芋がメインでしたが、
それに加えて、紅はるかと、ほしキラリを加えました。
ますは、紅はるかからです。
【芋日記】
紅はるか3種類
有機農園では人参芋に続き、紅はるかを加工しています。
角切り芋、四切り芋と、薄切り芋の3種類を作っています。
通常の平ほしいもは8mm~9mmですが、薄切りは6.5mmです。
これだけの差ですが、食感は全く異なります。
そして、乾きも早くなります。
通常ですと一週間のところ、5日を目処に仕上がります。
【芋日記】