余裕があります
間口も高さも通常のビニールハウスよりも大きいので、
干し場内に余裕があります。
【芋日記】
観劇後のアフタートークで、司会の方が「格式が高いと思われているシェークスピアを、翻案しないで、当時のままを再現しているのにも関わらず、ちゃんと伝わっている」と正確ではありませんが、話されていました。
私も同感で、そのために様々な工夫がなされていました。
「リチャード2せ」は登場人物も多く2時間20分の上演時間でも端折らなければならない多くの情報を伝えることが必須です。
そのために、舞台と観客をつなぐ案内役(永井健二さん)を置きました。またキャラクター作りも当時の貴族を当てながら親しみやすくなっています。
舞台も観客にその場面に囚われさせないシンプルでかつ機能的で、観客がそれぞれの幕にやはり入りやすくなっています。そして時折ユーモラスに振舞う。
劇自体はとても辛辣です。
リチャード王は蓮力者としての嫌な部分、ダメな部分を晒します。その王にとって変るボリングブルックもりリチャード王を反面教師としているわけではない、国のトップとしてどうなのか、という人物です。
でもそれが真実で、普遍です。
歴史にはそんな為政者ばかりではありませんが、それは、その環境に左右されている要素が大きいと、またまた感じてしまいます。
それはさておきこの“リチャード2世” 美術、照明、演技どれをとっても、とても完成度が高いSPACらしい作品でした。
印象に残った一つは“雨漏りバケツ”です。劇自体の不安な政情や人物たちの隠れた思惑の不安定さの象徴として観ていたのですが、それとは別に演出の寺内さんは、「この劇場で実際に雨漏りがあったのをヒントに、舞台と舞台外部をつなぐ役割(劇場内の舞台外にその場所に同じバケツがありました)を担わせたかった」とおっしゃっていました。
それには気づきませんでしたが、そのバケツ、とても良い効果だと思いました。
あるだけで不協和なのです。
他の気になることを消し去って劇に入り込む後押しでした。
【いもたつLife】
50年以上も干し芋の主力品種だった玉豊がめっきり減りました。
どうも気候にあわなくなってきたようです。
それでも玉豊に合う畑はあって、それを持っている農家が作付けしています。
【芋日記】
まとまった畑がある農家は、作業所から収穫物や肥料等の保管場所、
トラクターやトラックの置き場まで畑内に置けます。
タツマのトラックも冬の間預かってもらっています。
【芋日記】
芋の品種により皮むきのしやすさが変わります。
細い、表面が凸凹、皮が厚い、というのが大変です。
このあいこまちは細長いサツマイモです。
【芋日記】