作付けを増やしました
霜が降りるのが昔よりも遅くなっていることから、
収穫期間が長くなり、その分の作付けを増やす農家が出てきています。
【芋日記】
有機農業では種は自家採取が基本です。
そのために、種芋のための畑を準備しています。
追伸
11/8は「立冬」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立冬」の直接ページはこちら
立冬
【芋日記】
開館から57年でお役目御免の国立劇場(と国立演芸場)の千秋楽公演に立ち会えました。
10年程前に初めて文楽をここで観て、演芸場には何度か落語で足を運び、歌舞伎は昨年からの「初代国立劇場さよなら公演」にできるだけ通いました。
古びてきていますが、頑丈な建物はまだ現役でも十分と思わせますが、新しく建て替える国立劇場の構想を聞くと、ホテルやレストランの併設等、利便は当然良くなるので、2029年の再開は楽しみです。
さて、最後の通し狂言「妹背山婦女庭訓」は、飛鳥時代の大化の改新が題材ですが、舞台や衣装、登場人物の思想や人生観は江戸時代に焼き直されています。
歌舞伎はそういう柔軟性があるところが時代を超えて受け継がれていること、人気を博していることが窺えます。
蘇我入鹿の謀反を阻止しようとする、藤原淡海に命懸けで手を貸す二人の女、一人は町人、一人は入鹿の妹姫、二人の一途さとそれを受け止める淡海。これはこの演目の当時の価値観です。
また鎌足の家臣鱶七の格好良さと強さ、それに対する入鹿の家臣のあれやこれやも見どころです。
また入鹿が強かで、しかも超能力者という設定も面白いです。その超能力を奪う術などは、多くのSF漫画に影響しています。
そんな楽しい芝居の最後に、舞台挨拶です。もちろんこの劇場に対しての主催者、役者、観客皆の感謝になります。立ち合えてよかったです。
【いもたつLife】
掛川市の横須賀地区で開催された「ちっちゃな文化展」は、近代化されていない町並みを活かした町全体を芸術に仕立てた3日間のイベントでした。
町の家を間借りした芸術家のお披露目あり、街にいる芸術家の展示有り、街の人々の素人展示や、お祭りとして盛り上げる人たちと、ここぞとばかりに集った面々が作り出すアート体験場になっていました。
芸術家たちの作品ももちろん素晴らしいモノが多く、町の人が観光客をもてなす心も溢れてます。もう23回目ということもあり、街の人々が楽しんでしまおうという、それも無理しないでという大げさではない楽しみ方も気に入りました。
人口減で多くの転換を迎えている地方において、また、最近、芸術を身近に体感できる催しが増えてきている中、これをプロデュースした人は先見の明があると、それにも感心でした。
【いもたつLife】