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時々見にきます
お正月休みに入りました。
丸干し芋だけは干してあるので時々見に来ます。
年末の干し場
丸干し芋は残っていますが、平干し芋は乾ききってありません。
そして簾を洗って干してあります。
今回は落花生が良かった
農家周りでお菓子や野菜や諸々を頂きます。
今回は、地元の玉子と落花生も頂きました。
美味しい落花生でした。
人参でした
たかおさんの庭に置いてあった人参です。
小さな大根位あり、色も淡く、大根だと間違えました。
野菜の小分け
多種類の野菜を作り、綺麗にして小分けして農協の直売所に出荷している農家です。
手間取り仕事です。
一軒だけ
ほしいもを干す簾は、持ち運びできるようになっていますが、
この農家は、干し場に据え置きで干し芋を仕上げます。
私が知る限り、この農家だけのやり方です。
定期的に通るようになったので
ほしいも仕入で農家回りが本格的になり、
定期的にひたちなか海浜鉄道の踏み切りを渡ります。
普段は滅多に見ない列車と出くわすようになりました。
暖簾 1958日 川島雄三
親子二代にわたる大阪商人を主役に、軽妙に、でも人の生き様をリアルに描く秀作です。
丁稚から暖簾分けをして貰えるまでのど根性の昆布屋のオヤジ吾平とその息子の孝平の二役を森繁久彌が演じます。
明治の終わりから戦後の復興期まで、吾平が昆布屋の大店の主人の浪花屋利兵衛(中村鴈治郎)に拾われて商売を叩きこまれ一人前の商人に育つのですが、ここまでをほぼ冒頭のクレジット場面で示します。それを題名の「暖簾」を絡めてと、スピーディーな映像なのですが、かなり長い年月を2時間に収めていることを匂わせますし、その後もこのリズムで要所要所のエピソードを登場人物の人ととなりと関係性で、最小限の説明で繋ぐ演出は見事です、もちろん脚本も良いです。
吾平は一生懸命働き、お互い心を寄せていたお松(乙羽信子)とは結ばれることはなかったですが、利兵衛の思惑で利兵衛の姪の千代(山田五十鈴)を嫁にします。この千代がまたまた根性が座っています。
順調に店を大きくしますが、室戸台風で店は台無しになります。
でもなんとか立て直すのですが、今度は戦争が店を粉々に、しかも後継ぎの長男も戦死で、流石の吾平もこれまでかとなった折、全く当てにしていなかった次男の考平(考平も戦争に行ったが帰還、吾平は跡取りにする気は全くなかった)が、ある日昆布を仕入れてきて、様相が一変します。
時代は復興期に入り、吾平と千代と考平の頑張りで店は盛り上がり、百貨店に進出、次ぎは東京へ商圏を広げと勢いが出てきます。そして考平の念願の、生家に本店を開業したその祝いの日、波乱に満ちた吾平が笑って旅立ちます。
スケールが大きく、浮き沈みも激しく、でも負けないのが吾平(内助の功の千代も重要)とそれを受け継いだのが考平です。でも時代は流れ吾平のやり方では通用しなくなった時、親に反発できる考平が“暖簾を継いだ”ことで浪花屋は再建していきます。
吾平は利兵衛から分け与えて貰った暖簾を大事にし、考平も同じくその暖簾を復興させるために身を粉にします。そのためにやり方考え方は違い、親子で揉めることもありますが、暖簾の存続に掛ける男を活き活きと描いています。
死んでいく吾平は、千代、考平、娘の年子(環三千世)、そして生涯の夫婦の友になったお松に看取られて、なんと幸せだったかと思わずにはいられません。
豪快で痛快な長い時間軸の話をしっかりと2時間の締まった映画として出来上がっています。
ど根性の大阪商人の吾平と、新時代の大阪商人の考平を森繁久彌が演じ分け好演です。山田五十鈴、乙羽信子も良い味で、他にも豪華キャストが脇を固めます。(中村鴈治郎、浪花千栄子、山茶花究、中村メイコ、夏目俊二等)(ちょっとだけ出た扇千景さんとても綺麗です)
美術も流石の出来栄えでそれらを含めてとても安定感があります。
やっぱり良い映画でした。
定期的に掃除
集めた干し芋を置いておく倉庫も定期的に掃除します。
フォークリフトが出入りするので、土ぼこりが入ります。
禁じられた遊び 1952仏 ルネ・クレマン
戦争孤児になってしまった、まだ年端もいかない少女ポーレット(ブリジット・フォッセー)が田舎で少年ミシェル(ジョルジュ・プージュリイ)に出会ってという話です。
禁じられた遊びとは、ポーレットの死んだ愛犬を、ミシェルがお墓を作り葬ってあげたことから、ポーレットが無邪気な心で、愛犬一人眠るのはかわいそうと言うことから、死んだ虫やら小動物の墓を周りに作り、墓地から盗み出した十字架を建てることです。
ポーレットは裕福な家で育ったお嬢様、ミシェルは貧しい田舎暮らしという対照的な設定です。
パリが陥落した時代背景で、ポーランドはパリから逃げている最中で、ミシェルは田舎の村人です。そのミシェルのドレ家は隣のグーアル家とは犬猿の中で、戦時中でも諍いが絶えません。そのドレ家の親父は威張り屋、息子は牛に蹴られて死にそう。また、ドレ家の娘とグーアル家の息子も脱走兵は恋仲でロミオ&ジュリエットばりです。そして神父はいい加減というおまけ付きで、一応は情勢を気にしていますがそれどころではない様子です。
そんな中、ミシェルはポーレットの願いを適えるためにすべてを掛けます。ミシェルにとってポーレットは憧れの国から来た天使のようです。
ポーレットはそんなミシェルがいて、両親のことで悲しむこともありません。
でもこれは続かない。
二人は引き離され、ポーレットは現実を直視します。
反戦映画でもありますが、なんて大人はいい加減で自分勝手を痛烈に訴えています。いつものことながら犠牲者は弱者です。それを描いています。
リズムがよくて無駄がない脚本、とても悲しい展開ですが、子役二人の姿にそれを感じさせないという演出です。でも最後には現実が待っている。
生きていく上での普遍的なことをも示唆していると感じました。
追伸
12/22は「冬至」です。二十四節気更新しました。
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干し芋のタツマ
二十四節気「冬至」の直接ページはこちら
冬至