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そろそろ秒読みです
原料芋はあとひと並びです。
今シーズンの干し芋加工も残すところあとわずか、
昨年3月から準備をしてきたので、丁度一年がかりです。
干し場がガラガラ
2月も後半になると、日差しも強くなります。
日暮れも遅くなってきているの感じます。
そして暖かい日もありで、ひと頃よりもかなり乾きが良いので、
干し場は空き空きです。
どんどん片付けます
3月には畑に出たいので、蒸かし終えた農家は、片付けを進めています。
穏やかな日は干し場、そうでない日は作業場を片付けます。
やりづらい干し芋
しっとり系の焼き芋で評判のシルクスウィートですが、
干し芋加工しても甘みがあり美味しいです。
けれど、実が崩れやすいので、皮むきと並べが大変です。
作付けが増えないのはそのためです。
有機丸ほしいもが仕上がります
いずみ種の有機丸ほしいもです。
約ひと月かけて仕上がってきました。手前味噌ですが、とても良い出来です。
漁港が近くにあります
ほしいも産地は海に近いところにあり、那珂湊、大洗、久慈港が近くにあります。
親しい農家に行ったら、魚屋さんが持ってきてくれたそうです。
丸干し芋の隣に干してありました。
追伸
2/18は「雨水」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「雨水」の直接ページはこちら
雨水
ある戦慄 1967米 ラリー・ピアース
嫌らしい見応えがある映画でした。
途中、もうこんなシーンは長すぎる、もう終いにしろと言いたくなります。
それほど、見たくないものを見せます。
それは、個々人が持つ、触れたくない心を赤裸々にするからです。
日曜深夜のニューヨークの地下鉄に乗り合わせた乗客がその一車両の中で、二人のチンピラに絡まれるという設定なのですが、これが見事に、チンピラ二人を含めて、乗客たちの生き様を人には見せたくない心が抉り出されるのです。
チンピラ二人(トニー・ムサンテ、マーティン・シーン)はかなりの悪、そして二人が地下鉄に乗るまで訳有りの人達がその車両に乗り合わせます。
妻の実家で娘の誕生日祝いで過剰なサービスを受け不満を持っている夫の3人家族。
熱々でイチャイチャしている若いカップル。
息子に借金を断られ、だから最近の若い者はダメとばかりに不平を言う老人とその妻。
休暇中の若い軍人二人、一人はエリートで弁護士志望、もう一人は怪我もちで田舎から出てきた軍人。
冴えない高校教師とその夫を甲斐性無しと罵る妻。
アル中をなんとか克服しようとしている初老の男と、その後をついてきたゲイの青年。
白人を嫌悪している黒人男性と、そこまで毛嫌いしても良いことはないと、いつも男を治めている妻。
映画は冒頭チンピラ二人の悪ぶりを映し、その後の前半で、登場人物達の人となりを手早く丁寧に映します。
そして後半は乗客の車両にチンピラが乗り合わせて、イジメが始まります。帰途の駅まで我慢して乗っている乗客たちですが、途中からチンピラがドアを開かないようにして密室劇になっていきます。
ゲイの青年を手始めに、次々とイジメをしていくチンピラ二人、止めに入る男もいますが、逆に虐げられるという構図繰り返され緊張感が増していきます。
この映画の面白いところは、チンピラが単に悪さをして、見て見ぬふりをする乗客というだけの関係に迫るのではなく、チンピラのちょっかいを通して、それぞれの関係ある夫婦(恋人)関係のその人物のこれまでを露にするところです。
お互いがお互いにわだかまりがあり部分がこういう極度の緊張状態になることで、隠せなくなる人の性が炙り出されるのです。
その嫌らしさは誰もが大なり小なり自己の中で感じていることであり、自分の生き様を問われているようで、見ていて不快になるのです。
100分と言う尺で見事にそれをまとめている脚本と、機微に至るまでの真実味あふれる人の態度をしっかりと演出している秀逸さです。
カメラもアップを多用し、構図も縦横無尽で、ワンシチュエーションでありながら、飽きさせません。
登場人物を通じて、差別問題、格差問題と都会にくすぶる諸問題を描いてもいます。
とても嫌らしい、良い映画でした。
【SPAC演劇】冬物語 宮城聡 演出
二度目の観劇は、余裕がある程度あるので、俳優たちの動きを追えます。良く練られて出来ている演劇だと唸ってしまうというのが感想です。
前回も感じましたが、美術、衣装、音楽、そして二人一役という全体像が実に嵌っているという印象です。
そして宮城演出は観客を楽しませることがうかがえます。テーマを深く考えることも良いですが、単に演劇自体を楽しめるのが良いです。
そうは言いながらもなかなか考えさせられます。
シチリア王リーオンティーズの嫉妬から、王族が取り返しがつかない状況にあり、でも奇跡が起きてハッピーエンドという筋書きですが、その終わり方は一筋縄ではありません。
人ですから過ちはありますが、それが取り返しがつかないことにまで成ってしまうにはそれ相応のその人物が行った重さがあると痛感してしまうからです。
リーオンティーズは曲がりなりにも国王です。嫉妬は仕方ないにしろ、そこから取った行動にはそれ相応の影響があります。
またボヘミア皇太子のフローリツェルもいくら愛してしまったとはいえ、漁師の娘と駆け落ちしてしまうのはいかがなものか、ロマンスとしては甘くて愛するものに一途な姿は胸をうちますが、やはり彼にも立場があります。
どちらも、
王妃ハーマイオニは実は生きていた。漁師の娘パーディータは実はシチリア王女だったのだけれども、これは結果オーライでしかありません。
誰しも社会の中では立場と役割があります。
でも誰もが欲求や欲望があります。
全てを手に入れることができたとしたら、それは奇跡でしかない、それが人生だとラストをみてちょつと苦しさを感じました。
四切り人参芋
人参芋はカロテンを含むために、赤い果肉です。
たくさんの種類がありますが、干し芋にして一番美味しいのが兼六種です。
ただし、なかなか育たないのと、加工がやり辛いので、まず作られていません。
その兼六人参芋を、4等分した四切り干し芋を加工しています。
一棟だけ残します
加工が終ると片付けです。
干し場や加工場の後片付けと共に、たくさんの備品も仕舞うことになります。
それを洗って干すために、ビニールハウスの一棟だけは残します。