今日のいもたつ - 干し芋（ほしいも・干しいも）のタツマ

全体的に不作だった今シーズン、特にいずみ種は育ちませんでした。
大きい原料芋を使う角切り芋は、いつもでも、いずみ種は少ないですが、
今シーズンはまず見られませんでした。

ほしいもを蒸かしはじめて、一ヶ月半。
だいたい半分位進みました。
定温倉庫も空いてきています。

自社農園の紅はるかのほしいも加工を始めました。
原料芋が完全に糖化しています。
甘いほしいもに仕上がります。

薪を売っているカンバンが、干し芋産地ではあちこちでみかけます。
そういえば親しい農家に薪ストーブの家がありました。
薪ふかし農家もいますが、そこは自家調達しています。
薪ストーブでも、薪ふかし干し芋でも、
薪の種類は選ばなければダメと言っていました。

干し芋加工は蒸かしが大事ですが、
特に玉乙女はじっくりとゆっくりと蒸かします。
そして、この特大サイズになると尚更です。
３時間は蒸かしています。

寒くなると、干し芋の品質は上がりますが、
原料芋には厳しい気候で、傷みが出てきてしまいます。
相反するところが干し芋加工の難しいところです。

追伸
１／２０は「大寒」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「大寒」の直接ページはこちら
大寒

ほしいも日和の寒い快晴が続いていて、
乾きが良いので、加工よりも乾きの方が早い位です。
干し場が空きがちです。

ここ一週間、本格的に真冬の寒さの干し芋産地です。
氷点下５℃にまで下がる朝もあります。
洗い物の氷がお昼になっても溶けません。

やはり今シーズンのいずみ種は小さい原料芋が多く、
丸ほしいもが干し場に並んでいます。

今シーズンのぎんさんの干し芋作りが終わりに近づいています。
年明けは天気が良い日が続き、順調に進んでいるので、
予定よりも早く終わりそうです。