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産地でも一番生産量が大きい農家
ほしいも産地でも多分1番の生産量のほしいも農家です。
原料芋を入れるコンテナだけで、数千個あります。
大家さんのトラクター
自社の有機農園は、地元のほしいも農家から畑を借りています。
その大家さんは1台数百万円の大型トラクターを4台持っています。
どれもキャビン付き、フロントローダー付きや、クローラー等の
高価なトラクターです。
雪化粧していました
夜、少しですが雪が降っていたようです。
薄っすら積もっているだけですし、
今朝は快晴ですから、ほしいもの乾きには影響はありません。
夜お湿りというのは、歓迎です。
さぼしていました
忠八さんが、仕上がった紅はるかをさぼしていました。
箱詰めしてあったのですが、
だいぶしっとりしてしまったためです。
紅はるかはしっとりしやすい干し芋です。
兼六人参芋の四切り
今年は有機栽培でなく、一般栽培の兼六人参芋も干し芋にしています。
四切りほしいもに丁度良いサイズは、四切りにしています。
自社農園で初めて作るほしいもで、
ほしいも産地でも誰も作っていない干し芋です。
再見 【SPAC演劇】グスコーブドリの伝記 宮城聰 演出
「心が洗われる」なんて言葉を安易に使いたくありません。
けれどこの演劇は、その言葉を言いたい心境にさせてくれます。
けれど同時に、崇高な心でいたいなんて想いは、
すぐに日常に紛れてしまうことを深く感じることにもなります。
素晴らしいSPACの演劇「グスコーブドリの伝記」を再見することができ、
観劇が終わるとそんなことを考えました。
初見では、演者、舞台セット、音楽、照明を含めた演劇自体の完成度と、
どんな演出かということに夢中になり、また、グスコーブドリの生き様、すなわち宮沢賢治がどんな心境だったのか、そして宮城聰さんの解釈はどうか、またどうやって具現化するのか、それらを私がどれだけ受け止められるかに心を砕きました。
でも今回は、この演劇から何を受け取ることができるのかと、自分の心の動きを意識することになりました。
自分は残りの命を何に使うのだろうか?
グスコーブドリのように、イーハトーブの人々のために、平然と人知れず尽くす。
誰もができないことをやっても偉ぶることもなく、限られた命に対して嘆くこともなく、
生を全うすることは到底無理です。
なんてたって、このような素晴らしい演劇を観て、人に対しての思いやりの心が目覚めても、すぐに常の自分に戻るからです。
でも、グスコーブドリは大きな世界を対象にそれができる人物だったけれど、もっと小さな世界の中であれば、私でも彼と同じ心境で同じようなことができるかもしれない、または、少しだけならやっているのではないかと、立ち止まって自分を観てみることができました。
最初にこの演劇で強く感じたことは、グスコーブドリはいつも等身大だったことです。
再見して、そうか、等身大な自分でいることができれば、自らの心も安らかだし、今よりも少しはましな生き様になることが、自然にできるかもしれないと痛感しました。
ラストのメッセージでは、人は人へ繋ぐことができるでした。
なりたい自分になれず、結果を残すことも出来ずに人生が終わっても良いのです。
その過程で身近な人が何かを得て、良きことを繋ごうとするからです。
「グスコーブドリの伝記」を観て、やっぱり人は最終的には善な存在だと思います。
だから今の世も本当はもっと生きやすいのかもしれません。問題なのは、今の己を飾ってしまう心なのでしょう。
追伸
2/6に、2月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“いずみ薄切りほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
天候に恵まれています
昨日から今朝にかけて、雪の予報でしたが、
積もることなく晴れてきました。
毎週のように雪予報ですが、雨どまりの干し芋産地です。
雪が積もると、干し場のビニールハウスがつぶされたり、
原料芋も冷え腐りに繋がりますので、
雨で助かっています。
干し場があいています
まだまだ寒い日が続きますが、
2月に入ると日が長くなるので、乾きが早くなります。
ここのところ順調に仕上がっているので、
干し場はあきぎみです。
追伸
2/4は「立春」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立春」の直接ページはこちら
立春
有機いずみ四切りほしいも
いずみ種は、最高のほしいもができるサツマイモです。
有機栽培でも同様で、有機農園では、
平干し、丸干し、そしてこの四切りの3種類を作っています。
それも絶品の仕上がりです。
トム・アット・ザ・ファーム 2013加/仏 グザヴィエ・ドラン
異常な程に人を支配する人、そしてその罠にかかるかのように、
被支配されてしまう人、もちろん異常な世界ですが、
そんな人の性を露にしていきます、徐々に、徐々に。
主な登場人物は3人、その3人に潜む支配ししてしまう本音や、
支配されてでもすがりつきたくなる本音を、
簡単な設定ですが、狂気を含んだ3人の心理劇として、観る者に考えさせる演出で、
見応えがある映画に仕立てていました。
主人公のトムは同性愛の恋人ギョームを亡くします。
葬儀に行くと恋人の兄のフランシスが、
ギョームとの関係は母のアガットには秘密にするように暴力で押さえ込みます。
でもトムがフランシスの仕事(田舎の酪農農家)を手伝うという展開になり、
奇妙な、トム、フランシスとアガットとの3人の生活が始まります。
でもトムに支配的なフランシス、
アガットは若くして亡くなったギョームを偲びながらも、
その死で自分の嘆きを追います。フランシスが隠したギョームの本当の姿を追います。
そして、彼女も子供を支配していたであろうことが仄めかされます。
そして、暴力的なフランシスに惹かれてしまうトムです。
その姿を見て、一切描かれないギョームの姿も露になっていきます。
緊張感がある雰囲気に合うように、
彼らの本音が間接的にむき出しにされます。
それは、隠しておきたいという、誰もが持っている嫌らしいことを、この監督は、
語る以上に痛感させるという手法でこちらに投げかけます。
その観客に委ねることを期待する作りがこの映画の魅力でした。