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スーサイド・ショップ 2012仏/白/加
ブラックなミュージカルアニメです。
未来に希望が見出せない街が舞台で、街の人びとは疲弊し、生きることに絶望しています。
自殺が絶えないことから公共の場では禁止、罰金です。未遂に終わると自分が、成功した場合は遺族が罰金を支払うのです。
暗黙のうちに隠れ自殺が推奨されます。
街には「自殺用品店」があり、そんな事情からその店(スーサイド・ショップ)は流行っています。
その家族が主人公です。
この店は、自殺用品なら何でも揃う代々続く老舗です。(長い期間、流行っているということ自体皮肉です)
高級品からお買い得品まで品揃えは充実、客の要望に応えられない物はありません。
安楽にすぐに死ぬ=今の絶望からすぐに解放してくれるありがたい店です。
そして未遂に終わったら返金もしてくれます。
街全体に自殺志願者が溢れていますから、繁盛しています。
そして何故か家族4人とも(夫婦と兄と妹)生きていたくない思想の持ち主です。
そこに赤ん坊が生まれます。
この赤ん坊が家族が望まなかった男の子で、生きる活力が溢れています。
成長すると学校の仲間を集めて、明るい街にしようという優等生です。
そのためには、実家の自殺用品店を変えなくちゃとなり、
店を滅茶苦茶にする悪戯をします。
それに怒った父親が息子を死なせようとしますが、返り討ちに合い、
家族全員が改心。
幸せを売るクレープ屋になりました。おしまい。
ということですが、一筋縄にはいきません。
もちろん、明るく生きよう!ということを高々と歌い上げますが、
皮肉が込められています。
冒頭から世の中に希望はないんだよ。のメッセージのオンパレード、
健気な息子の想いが伝わり、妹(生まれた息子の姉)が明るくなっていったりしますが、
基本は暗い家族です。
突然に明るくなることについていけないのですが、それは大筋ということでしょう。
実は、明るい店になっても自殺志願者はなくならない。
そんなシーンもありますし、
こんなに簡単に変わるわけがないという程の変わりようなところが、
皮肉に見えます。
自殺用品を売っているのですから、売り手としては複雑でしょう。
絶望している人を楽にしてやることができる仕事で、未遂に終わる位ならいっそのこと苦しまずにあの世へ送るのが、代々続いているこの店の役割とはいえ、
自殺幇助であることは間違いありませんから、精神が病んでしまいます。
そこへそんなことはやめようという無邪気な息子が誕生しました。
今まで暗く生きることが当たり前の家族にとって驚きというところです。
絶望の街、いかにもそれを現わしてる絵(登場人物達)、こういうブラックな設定ですが、ミュージカルで進むので見せきってしまいます。
家族の名前も、
父親はミシマ、日の丸針巻きで日本刀を振るいます。もちろん三島由紀夫を重ねています。
そして妹の名もマリリンです。裸で踊るシーンもあります。
母親(ルクレス)と兄(ヴァンサン)と息子(アラン)も自殺した人物と重ねているようです。
それらを含めて、演出がとても上手いなと思いました。
ミツバチも繁殖しているようです
メロン畑の交配のために一ヶ月前に来たミツバチですが、
やたらと増えています。
10日もあれば交配の作業は終わりなのですが、
メロンの花はまだ咲くので、蜂蜜が採れるのでそのまま巣は置かれています。
蜜がたくさんあるのと、暖かいのとで、
ミツバチが増えています。
尤もこの時期は食料を蓄えるのと、繁殖の時期ですから、
自然通りです。
グングン大きくなります
一週間ぶりにたかおさんを訪ねると、
実生のスイカが一週間とは思えないほど大きくなっていました。
この時期はスイカだけでなく、
サツマイモのつるも草も伸びる時期ですが、
それにしても見違えるほどでした。
自家用のスイカですが、肌が綺麗になるようにお皿も敷いてありました。
普通自家用ではそこまでの作業はやらないのですが、
たかおさんは本当に丁寧です。
実に栄養を蓄えるだけです
メロンのつるが伸びきっていました。
収穫まであとひと月の間、ビニールハウスの中の株元に適宜残した実に、
伸びた葉からの栄養で甘みメロンができます。
この時期の手取り除草
この時期は畝(うね)の間は機械除草と手取り除草の両方でやります。
畝はビニールで覆って抑草していますが、
隙間からは生えてきますから、つると葉が畝を覆うまでは、
畝の上は頻繁に手取り除草します。
出来る限り草の生え始めにやります。
追伸
6/21は「夏至」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「夏至」の直接ページはこちら
夏至
一番早いサツマイモと速いサツマイモ
麦間栽培(上の写真)は北風を防ぐので、一番早く植えました。
安納芋のつるがだいぶ伸びています。
下の写真は玉乙女です。
この畑は北風が吹き込まない畑なので、そんなに早く植えていませんが、
伸びは一番速いです。
ただし、雑草の伸びの一番です。
時代屋の女房 1983日 森崎東
片想いを描いたファンタジーのようでした。
主人公の安さんは時代屋という古道具屋を営んでいます。
ある日そこに、真弓という美女が捨て猫と現れます。
真弓は時代屋に居つくのですが、苗字も素性も一切が謎です。
しかも時折ふらっといなくなり、数日経つと何事もなかったように笑顔で帰ってきます。
ネコは飼い主に媚びを売らないで、
餌と宿はもらうけれど、自由は奪われない、
そして、可愛がってもらいたい時は、ゴロゴロ言いながら飼い主のところに来る。
真弓もそんな感じです。
また真弓は、男なら誰しも惹きつけられてしまう女性です。
美人であることもさることながら、一緒に居る時は可愛くてしかたがない、
そして本心から自分のことを想ってくれていると解る女性です。
でもふらっと居なくなる。
物語はミステリアスな展開になります。
私は真弓は安さんの幻影なのかとも思いました。
そしてこの映画自体がファンタジーのようにも感じました。
安さんはじめ、近所付き合いをしている人達の描き方からです。
製作当時の生活感が盛り込まれているのですが、
どこか生きる大変さは意識的に削がれているような感じだからです。
へんな言い方をすると、安さんも含めて食べていけるのかなという感じです。
(津川雅彦が喫茶店のマスターでしたが、その店は倒産してしまいましたが)
また、真弓が今度こそ帰ってこないという感じになると、
(夏目雅子が二役で)美郷という女性が現れます。
そして美郷も安さんに恋します。
安さんは、父親とは断絶しています。
母親ともあまり上手くいっていない少年時代だったようです。
そしてたったひとりで時代屋を営んでいました。
そんな安さんの幻想のような物語です。
なぜ真弓が現れたのか?
安さんというようりも男が描く理想の女性でした。
けれどその女性は安さんの下にずっと仕えることはありません。
その方が真実味があります。
だからこの物語は、ひと時の夢をみてしまうロマンチックな男を描いています。
なんだかんだ言っても男ってそんなものです。
ニワトリはハダシだ 2003日 森崎東
舞鶴が舞台なので、戦後間もない引き上げ兵や、帰国できなかった朝鮮の人達
のことが示唆され、また、北朝鮮へ運ばれていく廃車や廃自転車の映像も映ります。
そして、知的障害者が登場し、彼らが国家が振るう暴力を受けるという話ですから、
重いテーマがたくさん盛り込まれています。
大きな声や暴力シーンもありますが、森崎東監督ですから喜劇仕立てになっています。
知的障害者の兄妹のチチは原田芳雄、ハハが倍賞美津子(離婚していますが近所にいます)、
そして兄妹(サムと千春)の養護施設の先生の直子(肘井美佳)、この3人がとにかく熱いのが印象的です。
家族(生徒)想いです。一心不乱です。
自分はこうも熱く生きているかと省みてしまいます。
そして森崎東監督の憂いを代弁しています。
何か事が起こるとサムは、その事象だけを判断材料として、
本能的に良い悪い、好き嫌いで感情をむき出しにします。
ストレートなのです。
体裁なんて気にしません。
チチもハハも直子も、サムほどではありませんが、
体裁なんて二の次です。
全てのシチュエーションでそれでは社会生活は成立ちませんが、
譲れないものを犯される時、それは国家が暴力を振るうというこの映画の設定のような、
生死に関わることやこれからの人生を決めてしまうような大きな事でなくても、
人として真っ当に生きていくことを犯そうとする力が働いた時や誘惑があった時、
体裁なんて無意味で、力を振り絞れば良いのだということを見せてくれた映画でした。
英国一家、日本を食べる マイケル・ブース 著 寺西のぶ子 訳
イギリスのフードジャーナリストが、家族で日本縦断し、
日本料理を食べまくった家族旅行記です。
日本料理のあらゆるジャンルを食べているところが面白いです。
本格的な日本料理、庶民では行けない料理店の超一流料理から、
ジャンクフードや屋台のラーメンや、漁師のお土産や、力士が作るちゃんこ料理まで。
ある意味羨ましいです。
素晴らしい日本料理が欧米化で廃れてしまうのではないか?
というテーマがあるところも良かったです。
それにしても改めて、日本には多くのというよりも、
日本人は、なんでもかんでも食べるものだと歓心するくらい身近に、
食べ物があるし、歴史と経済の恩恵を受けていることも実感しました。
たかおさんのスイカ
実生でつくるたかおさんのスイカは、
瑞々しく甘い極上のスイカに育ちます。
メロン畑の一部で毎年作ります。
真夏前にメロンを収穫、真夏にはスイカが出来上がります。
メロンも美味しいですが、真夏の草取りでは、たかおさんのスイカが一番です。
今この大きさだと丁度その頃に食べごろになります。