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大家さんのトウモロコシ
自社の有機農園の土地の大家さんが、
今年はトウモロコシを栽培していました。
大きなビニールハウスが4棟あり、その1棟を使っていました。
他の3棟はサツマイモの育苗ハウスです。
青果用の紅あずまの苗の出荷、その後に干し芋用の苗を切り植えて、
その後にトウモロコシの収穫というスケジュールです。
本圃場でメロンがはじまります
今年も黒沢進さんもたかおさんもメロンを作っています。
進さんは苗も畑も準備完了。
たかおさんももうすぐです。
今から夏が楽しみです。
毎年でてきます
この時季につくしが育苗ハウスの脇に出てきます。
自然に出てきて、見かけると春を感じます。
ニラも切ってはまた伸びてと、一年中重宝です。
スタッフがつくしとニラの料理を作ってくれました。
雑草が一気に伸びます
育苗ハウス内は水は豊富、昼間は高温ですから、雑草にも大歓迎です。
朝は涼しいので、毎朝除草しています。
通路は鋤簾ですが、苗床は手取りの除草です。
ほし黄金が一番でした
芽が出るまで種芋の中で時間を使い満を持しているのでしょう。
芽が出ると、そこからの伸びは芽が出る前とは比べ物にならない位速いです。
今年はほし黄金が一番でした。
日当たりが良い場所でもあったからですが。
もうひとりの息子 2012仏 ロレーヌ・レヴィ
イスラエル人とパレスチナ人の赤ん坊の取り違いがあり、
それが18年後の兵役検査で明らかになります。
そこから二家族の葛藤がはじまります。
映画は、民族間の深い深い軋轢でも、
政治からのトップダウンでもなく、
草の根からの個人が変わることで変えられるという希望を見せます。
その後で“そんな簡単ではない”“社会の一員である以上そんなことは身勝手だ”
ということを示唆します。
イスラエル人として育てられたヨセフは、ある日を境にパレスチナ人として宗教的な扱いを受けます。アイデンティティが崩れます。
逆の立場がヤシンで、彼は仲が良かった兄から突然憎まれる敵という存在になります。
この映画では自分像ということを考えさせられます。
もちろん生きるために必要な他人との関係であったり、
ある組織に属してることが安堵であるわけですが、
それが一人歩きしていることは間違いないし、便利に使われてきた虚なのです。
その虚のために長い年月にかけての深い憎悪があることを示します。
この映画は確かに希望をみせます。
人間誰しも紛争なんかお断りです。だからこういう素晴らしい映画がつくられます。
そしてこの映画の二家族は私達の願いをかなえてくれようとします。
ただこの二家族であったから希望に繋がったとも思えなくありません。
確かに取り違えを最初から受け入れようとした母親同士と、
なかなか受け入れられない父親同士を描いて物語は進みますが、
(子供達はもっと柔軟だった)
時間をかけても、どんなに子供達が主導となっても、
もっと悲劇をもたらすこともあり得ると、
現状を知らないけれど考えてしまいます。
だから問題提起としての映画でもあるととらえました。
鑑定士と顔のない依頼人 2013伊 ジュゼッペ・トルナトーレ
偏屈な年配の男にとって極めて残酷な教訓映画です。
金持ちという部分だけは違いますが、主人公の姿は将来の自分と重なりますから
なおさらです。
主人公は超一流の鑑定士、仕事も一流、
美術品に対してと、その真贋に対して自らの信念を持ち合わせています。
人付き合いはほとんどなしで、付き合いは実は悪さで絵画を蒐集しているの相棒だけ。
その絵画は価値ある美女像ばかりですが、
本人は生身の女性を愛することなく老いた男です。
その主人公の下に、ある時変わった依頼人からの鑑定の仕事が舞いこみます。
依頼人は27歳位の女性です。
何故か彼女は仕事を依頼しても姿をみせません。
そんなきっかけから主人公は彼女に惹かれていきます。
そして、人生の絶頂を迎えるのですが、というお話です。
途中で結末は見えてきますが、その観せ方の方が重要で、
それは効果的な演出、展開です。
主人公の台詞をはじめ、彼の仕事ぶりと彼女に溺れる様子や、
外堀を埋めるような伏線とその回収が上手くできているので、
嫌な映画ですが、良くできた映画です。
キーになる人物が機械修理工で、機械仕掛けをディテールとして、
全体を匂わせるところも良い演出です。
完璧に見える主人公が壊れる様と、壊れて復元されるアンドロイドが出てきたり、
単なる歯車を見せておいて、
ラストにはその歯車に覆われる主人公の姿を引いたカメラを写してみせたり、
真贋に対する台詞と纏わって、彼女を二人登場させたりと、
観客に考える余地を残している映画です。
主人公は迷ったのか惑わされたのか、
何十年と続けていた自分らしく生きる生き方を貫くことの路線変更をしました。
そこから転落が起こるわけですが、
人はいつも自分らしく生きることに不安を持っているものです。
そこを突かれたのです。
だからとてもキツイ映画でした。
一家言ある人物でさえ、やっぱり人の子ですし、
貫くことの困難を感じますし、
主人公の冒頭の鮮やかなまでの仕事ぶりが脆いものだということは、
私達の人生の今の姿なのでしょう。
捜査官X 2011香/中 ピーター・チェン
ミステリー、アクション、法とはという問題提起、血縁、争いの連鎖、
という多くのテーマが盛り込まれている娯楽作品でした。
アクションは、冒頭とラストのクライマックスで、これを目的でも十分に堪能できるでしょう。
ミステリーは前半部分、それが明かされていくと、
法とはという問題提起、血縁、争いの連鎖の問いかけがあります。
主人公リウは凄腕の格闘家、腕と出生を隠しながら平和な村で妻子とともに穏やかに暮しています。
ある日強盗事件と出くわし、仕方なく正当防衛に見せかけて強盗を殺します。
誰もが運よくリウが強盗二人をやっけたと思う所を、
有能な捜査官シュウは、素人のリウが札付きの強盗たちを倒せたことに疑念を抱き、
彼の身辺捜査に乗り出していく。というお話です。
私が注目したのが、「法とはという問題提起」。
人は神ではないから、法を絶対とすることで秩序が守られるというシュウの信念は、
彼の過去の失敗の経験から得たものです。
けれど自らの信念に揺らいでいて、それと葛藤します。
もうひとつは「血縁」。
リウは呪われたような家に生まれ、特殊能力ともいえるほどの身体能力を備えましたが、それは一族の復讐のためでした。
そこから逃れていたのですが、「血」は逃れているリウを放っておきません。
この二つのテーマに対しての答えは出さないで、問題提起だけで終わってしまって、消化不良気味でしたが、清朝滅亡後の田舎の村、冒頭からの優美な風景描写という幻想的な設定と相まって訴えかけてきました。
まあこの映画の骨子は、
一族から抜け出したヒーローが、掴んだ幸せを守るために命を懸ける、
というものですから問題提起だけでも十分なのでしょうし、それらを含めてアクションを楽しむ映画でした。
追伸
4/20は「穀雨」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「穀雨」の直接ページはこちら
穀雨
少しずつ食べています
たくさん頂いた太ネギを活けておきましたから、
ほしいも産地に行ったときには必要な分だけ抜いて食べています。
他にも親しい農家からこの時期は葉物も頂くので、
食材には困りません。
追伸
『干し芋切甲(せっこう)セット2014』販売開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
『干し芋切甲セット』の直接ページはこちら
干し芋切甲セット2014
春の仕事
春は干し芋用のサツマイモの苗作りと並行して、
畑の準備をしますが、それと同じくらい大事な仕事は、
自家製たい肥作りです。
冬の干し芋加工ででた芋の皮に、米ぬかやくず大豆と共に籾殻を混ぜます。
これらを混ぜて、一年に一回から二回天地返しして、
畑に入れることができる完熟たい肥ができるまで2年から3年かかります。
新しいたい肥を作ることと、これまで作ってきたものに手を加えるのは
時間が取れる春だからできますし、これから気温が上がるので時期も良いのです。