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ブログ 今日のいもたつ

EM7を試しています

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有用微生物群のEM菌を培養したEM7液を希釈して畑に撒きました。
3つの畑で試しています。
無機質の化学肥料は、農産物が吸収しやすいように作ってありますが、
有機肥料は自然のものですから、そんなことはお構いなしです。
その橋渡しにEM菌は有効のようです。

EM7以外にも、EM1を使った“ぼかし肥料”も試しています。

【芋日記】

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番の蝶

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緑肥作物のソルゴは、育ってくると幹に蜜が溢れてくるので、
いろいろな虫が寄ってきます。
以前、スズメバチが近くに巣を作ってしまい、困ったことがありました。

この畑には番の蝶がいました。
蝶なら歓迎です。

【芋日記】

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ノッポのソルゴ

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土壌改善のために休耕畑には緑肥作物のソルゴを育てています。
ソルゴにも種類がいくつかあります。
2mを超えるのもあるのですが、
タツマではミニソルゴと言って、1m位まで背が伸びるソルゴを植えています。
ところが、ノッポのソルゴが畑のあちこちに現れました。
しかも穂も付けています。

伸びるのも早ければ、穂を付けるのも他のソルゴよりも早い種が混じっていたのか、
たまたま生長が早い奴なのかは不明です。

【芋日記】

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マルチはがしをした畝

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畝(うね)の抑草のために、畝全体を黒いビニールで覆います。
黒マルチを呼んでいます。
それを芋が育つ前にはがす作業が続いています。

7月後半からはじめて、8月中旬頃までで終わらせる予定でしたが、
除草をしながらになっているので遅れています。
なんとか8月中に終わらせて、次の農作業に進みたいところです。

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追伸
8/23は「処暑」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「処暑」の直接ページはこちら
処暑

【芋日記】

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芋を掻き分けて伸びています

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草取りが大変なのは、
芋のつると葉が畑を覆うまでです。
そうなるといかに雑草といえども、早々は伸びてきません。

ところが、
この畑は芋なんてものともせずに、至る所で伸びてきています。
芋よりも草の方がしっかりと根付いているようです。

【芋日記】

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秋が早いかも

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芋虫も、蟷螂も、蟋蟀も、飛蝗も、
夏の初めに比べると、夏の終わりは大きくなっています。
秋になると尚更です。

まだ8月中ですが、秋に見るような大きな飛蝗がいました。
秋が早いのかな?

【芋日記】

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端の農産物

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サツマイモも隣接していない畑の場合、
端が一番良く育ちます。
ここは休耕している畑で、緑肥作物のソルゴを育てています。

農作業の都合で、畑内に通路を作ってあり、
ソルゴが端になる部分がありました。
良く育っています。

追伸
2013年度産の『干し芋セット予約』 受付開始しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
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【芋日記】

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目立つ草だけ

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芋のつる・葉が畑を覆っても、兵の草は伸びてきます。
収穫までは、それらだけでも抜いていきます。

【芋日記】

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嘆きのピエタ 2012韓 キム・ギドク

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主人公ガントは天涯孤独の30歳、借金の取立屋です。
法外な利息が課されて返済できない債務者から、障害保険で返済させます。
そう、そのやり方は無理やり障害者にすることで取立てる、悪魔です。

彼が取立てる債務者には必ず家族がいます。そして、家族が悲しみます。
けれど容赦なく実行します。家族の涙にも無関心です。
無関心というよりも、感情が動かないのです。
ロボットのように職務を遂行するガントはなぜ血も涙もないのか?

それは、母と名乗る女ミソンが登場し彼の内面がわかってきます。
そして、ミソンが何者かがあらわになるに連れ、物語が終焉に向かいます。

ガントの変化で、
彼が家族と触れたことがないこと、愛を交わす術すら体験がないこと、
そして、体だけはロボットのように強靭に成長したが、
心は愛という交流がない、人に成り切っていない、
まるでオオカミに育てられた少女が人間味がないのと同じように、
愛の体験がない未熟な人格だとわかります。

それはミソンに母を感じはじめてミソンと楽しいひと時を過ごすシーンで確認できます。
彼は幼児そのものです。
その後ミソンに良いように操られることからも、彼は人ではなかったことがわかります。

ミソンはもちろん彼の母ではありません。復讐者です。
けれど恨み晴らさとはいえ、なぜあそこまで食いつくのか。
ガントに母を認めさせるまでには儀式がありました。
ガント自身の肉片を食らわなければならないこと。
ガントに犯されることです。
それに耐えてまでの復讐心は恨みだけでは納得できません。

ミソンの目的は自らの死と、ガントに家族喪失を体現させることでした。
そのために耐えたのですが、なぜそこまで。
キム・ギドク監督は、登場人物達に慈悲を与えたかったからという仮説が成り立ちます。

悪魔に育ったガントにも当然ですが、
債務者達はみなカネに支配された人達でした。
カネがないことで不幸を背負います。
不幸というのは、生活苦とそれに伴う嫉妬、嫌悪、自らへのダメの烙印を背負うことです。
そして、ガントに死に追いやられた息子を持っていたミソンは、
母としての失格を背負う心の開放を望み、それへの慈悲です。
(ミソンは多分、ガントに死に追いやられたとはいえ、息子が自殺を考えていることすらわからない位にしか関わっていなかったことを後悔しているのだと思います)
(また、すべての債務者達は、苦悩します。カネがないか、障害者になるか、です。そんな韓国の街の現実社会を問うてもいます)

ガントは人として愛を体験し、愛する者を守る勇気と失う不安と怖さも体験しました。
そして別れとは何かもです。
ミソンは愛せないはずのガントを愛する衝動を体験しました。
自分にとって禁忌の感情なのに復讐を遂行することで最も許せない者を許す心を得ました。

ガントもミソンも体を意思に任せて天に捧げます。

ミソンはガントへの復讐のためにお膳立てした絶望を体験させることが、
ガントが人として完成させることだと悟りました。
そしてガントは贖罪の道を選びました。

この物語は救われない者が救われないまま逝く物語ですが、
赦しを得た二人を見届けることができる物語です。
そして、ミソンもガントも真の愛を得たことで愛と慈悲の深さを諭しています。
このテーマは一連のキム・ギドク作品で語られていて、
今回もこのテーマを心に刻むことになりました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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芋が大きくなる前に

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有機栽培では様々な工夫で抑草しています。
その一つが黒マルチです。
畝(うね)ほ抑草は大事で、
ここに草が生えると収穫はまず見込めません。

つると葉が畝(うね)を覆う頃を見計らって黒マルチをはがします。
たぶんこの時期は小さい芋(実)が付いています。
芋が小さいうちにはがす方がはがしやすいので、
暑さの中頑張っています。

【芋日記】

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