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ソルゴ跡
昨年ソルゴ(緑肥作物)で土壌改良している畑が奥です。
この時期になると手前の畑のように、
草花が伸び、早い花が咲き始めますが、
ソルゴ跡は秋に鋤きこんだソルゴが、畑になじみきれなくて、
畑を覆っています。
5月後半の作付けに向けて、ソルゴをなじませます。
君の名は 第三部 1954日 大庭秀雄
第三部は、
悪役としての位置づけの者達も、徐々に収斂されます。
それはイコール真知子と春樹がいよいよ結ばれるということですが、
一筋縄ではいきません。
真知子が病に蝕まれます。
最後まで引っ張ります。ハラハラさせます。
『悪い人なんていない、みんな良い人なのにみんな幸せに何故かなれない』
と真知子が憂います。
それに気づく悪役とそれに賛同する物語を動かす人達、
で事態は好転するのですが。
最後二人は念願がかないますが、その後は想像に任されます。
全編を通しての感想ですが、
二人の未来はどうでも良いのです。
二人が結びつく過程が全てですから。
『美意識を共感する』
それが、この物語です。
淡路千景が途中で言います。
『私にはできないことを二人はやり遂げようとする』
だから自分ごととしていると。
そして、最後の最後に数寄屋橋で忘却の定義を口ずさみます。
彼女が一番、当の二人よりも二人の物語をわかっていたようです。
二人は純愛ですが、美意識の中で生きていました。
どちらもかけが得ない崇高な生き様です。
二人はかなわぬ恋に、
触れることができないことに、
困難と直面し、それと対峙することに、
魂の消費を賭けていたのです。
当然その行為は他の登場人物を巻き込みます。
観客をも巻き込みます。
この物語は、物語と同化する者を、
同化するものが勿論持つ美しさの魂を肯定する物語だったのです。
(その定義に反発するアウトローがいることは置いておいて)
それは今では通じません。
あの時だからです。
日本が戦争から解放されるのに必要な自信を得るための、
日本人が持つ美意識をどこまでも追求する物語を、
次へ次へと引っ張る演出で魅せてくれた物語です。
だから歴史の一ページとして刻まれている物語であり、
その映画化です。
そして、映画化にあたって豪華キャストでつくられたことで、
今尚それを確認したいと思わせる映画として成り立っています。
君の名は 第二部 1953日 大庭秀雄
愛し合う二人以外の進展はあるのですが、
各駅停車のような二人の関係です。
そんなメロドラマですが、
この物語は戦後間もない社会が反映されています。
主役の二人も含めて、登場人物達は失ったものがあり、
終戦後に遭遇した影を持っています。
この映画の公開はこの背景よりも十年程経っていますが、
まだまだ戦後の翳りを多くの人が抱えていたことでしょう。
物語には同じような体験の人物がいて、
でも二人は純愛を貫き、まわりはそれを見つめる。
登場人物と同じ目線で近い過去を振り返るということ。
(あくまで推測ですが)
人々は戦争との決着を、このドラマで体現していたのかもと思いました。
第三部へ続く。
君の名は 第一部 1953日 大庭秀雄
くっつきそうで、くっつくのを心から望みながら
どこまで行っても堂々巡りメロドラマの、
もうこれは古典と言っても良いのでしょうか。
でも、上手い心理描写です。
大ヒットも頷けます。
東京大空襲の夜に命を共にした春樹と真知子、
一目惚れであり、命懸けの一夜の戦友であり、
惹かれ合いますが別れを余儀なく、そこからはじまるのですが、
いつ決着がつくのか。
真知子は浜口を亭主に選びます。
春樹を忘れることを誓って、浜口もそれを承諾します。
真知子は十字架を背負いました。
真知子の唯一最大の誤ちであり、
そこには同情の余地がなさそうなのですが、
段々風向きが変わります。
仏様の様な浜口でしたが、徐々に醜さ(本性でしょうか)が現れます。
母親がそれを後押しする、後押しする、です。
観ている方は、真知子の十字架を取ってやりたくなります。
真知子は尽くしましたが、心ここにあらずは浜口も感じとります。
でも頑張りました。
浜口もそれを承知の結婚でしたから、
もう一つ辛抱があれば展開は違ったのですが。
それと、育ちの問題、母離れできない男・子離れできない母
で問題はこじれて行きます。
そしてとうとう真知子は切り札を切りました。
実家に帰る行為です。
これは浜口にとっては、何よりも大事な面子の問題です。
でもこの切り札も、
妊娠という新たな出来事で。
ここまでが第一部です。
真知子の状況はいつのまにか仕方なく不幸になるという
王道なのでしょう。
そして、耐え忍ぶ春樹の姿がメロドラマ好きには
たまらないのでしょう。
この物語はやっぱり一度抑えておきたかったので。
劇場で鑑賞できて良かったです。
最後に、
キャストが豪華です。
また、
終始暗いシーンの連続の中、
夫婦のやりとりも、愛し合う同士のやりとりも。
その中で、淡路千景の役は明るく、
この映画では欠かせない、
息抜きできる、息継ぎできるという感じでした。
第二部へ続く。
春らしくなってきた畑
ほしいも産地の畑は海に近いほうから内陸に広がります。
海風は冷たく、海沿いと内陸では体感温度が違います。
サツマイモも麦も海風のあたり具合で育ちが違います。
風除けがある畑は、急に麦が伸びています。
本当に急に伸びた印象です。
今年は櫻が速かったことが腑に落ちる伸び方です。
手錠のままの脱獄 1958米 スタンリー・クレイマー
『招かれざる客』同様二度目の鑑賞。
監督、主演、テーマも同じです。
時代はこっちの方が古い分、人種差別に対する嫌らしさがかなり強いです。
かなり先進的な映画だったことがうかがえます。
細部にそれを感じます。それだけに嫌らしいですね。
ただ、人種差別のことだけが細部に現れているわけではありません。
話の展開につながる部分で
細部に現れる登場人物の仕草やカメラワークは上手いと感じました。
ポット移植目前の苗
芽だししているメロンと夏野菜の苗です。
芽だししたら、ポットに移しますが、
どういう成苗にするかを決めて、
ポットの大きさ、土の量、そして肥料と水と温度、
管理の仕方を変えます。
苗作りは大変です。
今年もメロンを作ります
黒沢進さんが今年も頑張ってメロン作りをします。
腰が痛いので、今年の栽培を迷っていました。
けれどやっぱり頑張る気になって、
苗を作っていました。
今年は急に暑くなったので、
いつも以上に温度管理が大変で、
苦労していました。
まだ苗は赤ちゃん苗なので、とても神経質な時期です。
土壌検査準備OK
管理している20の畑の土壌検査をするので、
各畑から採取した土を乾かしていました。
畑内の任意の数箇所から土を取り乾かします。
そして畑ごとに検査します。
今年は作付けしない畑が半分以上ありますが、
検査は行います。
定点観測して、検証するのですが、
不思議なことに、同じ栽培方法でも
各畑で性格が結構変わってきます。
収穫結果と、栽培時の経験値での把握と実際の数値の3つから把握して、
栽培方法の改善をしています。
野のユリ 1963米 ラルフ・ネルソン
東欧から流れてきた修道女達が、アメリカの砂漠で教会を立てようとしています。
人もカネもコネもなしに。
そこに黒人の青年が通りかかり、
彼の活躍と、街の人々の協力で教会が立つ。という物語です。
幸運なことに、
キリスト教にも、映画にも詳しい方と鑑賞できました。
題名『野のユリ』の聖書からの出典の部分も聞きましたし、
カトリックの修道女達とプロテスタントの黒人青年との宗教観の違いも
解説してもらえました。
有名な感動作ですが、
キリスト教の機微がわかると、シーンの深みがよりわかります。
これを鑑賞する方は、それを念頭におくことをお勧めします。
追伸
今日(3/20)は「春分」です。二十四節気更新しました。
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干し芋のタツマ
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春分