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ショーシャンクの空に 1994米 フランク・ダラボン
2度目の鑑賞です。
一度目は、展開への関心が高く2人の主人公
ヒーローと語り手の細かい心理には気がついていなかったことを痛感しました。
“希望”という今こそ身につけたいことと、
“希望”を持てる条件を、感動を通して語っています。
一度目の鑑賞では
ありえない脱獄を成功させたヒーローは、
それを用意周到に準備したととらえましたが、
それは彼の思いのひとつと知りました。
そこだけでも、十分に“希望を持つ条件”として、
* 希望は持つものではなく、持つに値する裏づけがあって初めて湧き出るもの
補足すると、持てる者に与えられるものであること
それを語る素晴らしい映画になります。
そこに、感動と戒めがあります。
けれど2回目の鑑賞では、それはエピソードのひとつであることがわかります。
ヒーローは、脱獄を行使することを目的としていたわけではありません。
希望をつなぐための手段として選んだのです。
だから前半の彼の行動があります。
“ショーシャンク刑務所を変える”それに尽くす彼の姿です。
彼は冤罪です。
けれど妻を死に追いやった自覚を(敢えてかもしれませんが)持ち、
その償いをショーシャンクで行っていました。
だから、脱獄のための影の努力は、
転ばぬ先の杖だったのです。
語り手を置くことで、そこを注目できたことで、わかりました。
ただ彼はヒーロー過ぎます。
だから語り手がもうひとりの主人公です。
ヒーローは、ショーシャンクを変えることで、
仲間に希望を与えます。
けれど、50年の服役で廃人となり社会復帰できない者、
彼と一体となって資格を得ることができた囚人が惨殺、
物語の半ばを過ぎても彼の想いは遂げられません。
最後に語り手が、凡人の代表として彼の想いを遂げます。
ここに現実感が起こります。
そして彼の、仲間との語りから、
“希望”は、死を覚悟してまでも、
得る価値があることというメッセージも受け取ることができました。
自然農のお茶で手もみ茶作り
今回の自然農の作業では、草取りの手伝いと、
町田さんから“手もみ茶作り”を教えてもらいました。
草取り前に摘んでおいたお茶の葉(これも自然農のお茶です)を、
草取りの間さぼしておいてしんなりさせておきました。
それを、ひたすら手でもみます。
お茶のエキスを搾り出す感じです。
緑茶ではなく、醗酵茶にします。
この後は各自 自由です。
袋に入れておいておけば醗酵が進みます。
天日干しすれば醗酵がとまります。
ただし、狙いをつけてもその通りになるかの按配がわかりません。
どうなるでしょうか。
でも、
一芯二葉で摘んでおいた葉だけですから
贅沢で美味しいお茶ができることは間違いなしです。
自然農の稲作:苗床の草取り
4月の終わりに苗床を準備して、
種モミを蒔いてありました。
草よけに“干しカヤ”(稲藁のようなもの)、
播種の前に草の種取りとして苗床の表土を削ってあるのですが、
当然のごとく雑草が生えてきます。
稲と同じ位に育っている草を中心に草取りしました。
3つ苗床が準備されているのですが、
生えてくる草の種類が、結構違います。
多い少ないの違いもあります。
今年は干し芋の有機農園の苗床では、
かなり草が生えてきていたのですが、
この苗床はかなり草は抑えられています。
自然農の先生の町田さんに今回も色々と考え方、
苗作りの方法を聞きながらの草取りでした。
黒沢進さんのメロン
ほしいも産地でメロン栽培している農家は昨シーズンは、
不作に悩まされました。
その中でも黒沢進さんのメロンは結構収穫がありました。
今年も順調に進んでいます。
雄花が咲き、後追いで雌花が咲きます。
それに合わせて交配用のミツバチを置きます。
ミツバチは畑に来たばかりは警戒して巣からでないので、
雌花が咲く少し前に、早めに畑に連れてきます。
追伸
昨日は「小満」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「小満」の直接ページはこちら
小満
EMぼかし肥料の試験栽培
EM菌と米糠と大豆でぼかし肥料を作り、
畑でこの肥料を使って抑草をするという
試験栽培をしています。
3月終わりにEM活性液を作り、
ぼかし肥料を4月に作りはじめ、
いよいよ畑に投入です。
肥料が熟成する過程で出る熱で
草の種が発芽しないようにして抑草するという方法。
はたしてうまくいくでしょうか…。
6月中旬には、苗を植える予定です。
麦間栽培の麦倒し
正確には麦倒しではなく、麦刈りです。
昨秋に種まきしていた麦を
畝(うね)の高さまで残して切りました。
これで抑草を狙っています。
同じ時期に種まきしても、
畑ごとに生長が違います。
畑内でも伸び具合が違いますから、
畑ごと、場所ごとに数回に分けて切っていきます。
伸びたら切りを2~3回、
最終的には根本から切ります。
頼まれ苗も送っています
全く宣伝はしていないのですが、
苗の注文をたくさん頂きます。
一番注文をもらっているのが人参芋です。
幸い人参芋は生長が早いので、先週から出荷しています。
他のサツマイモ=いずみ、紅あずま、玉豊、紅マサリ等々は、
今週から出荷をはじめました。
苗切りが本格的に
先週までは、
一足早く伸びてきた苗を、
そろえる程度で切っていましたが、
ここにきて、本格的な苗切りがはじまっています。
自社農園でも、追われる位に育ってきています。
たかおさんのところでも、
いずみの苗が立派に育っていました。
畑の地温も上がってきています。
ここからが定植(苗植え)の最盛期になります。
ほしいも産地の田植え
早い農家でゴールデんウィークから田植えを始めます。
遅い農家でも今くらいには田植えを終わらせます。
5月中旬からは、干し芋のサツマイモの苗を植えたいからです。
稲もサツマイモも3月から苗の準備をはじめ、
4月は田んぼ、畑作り、
5月は田植え、その後、サツマイモの定植(苗植え)、
それが6月中旬です。
そこから田んぼと畑に通う日々になります。
今年も楽しめそうです
有機農園のスタッフが農園で面倒見ている植物園が、
今年もにぎやかになってきました。
畑から移植した野いちごの花が咲き、
ムスカリは満開です。
花手毬、アルストロメリア、トケイソウ等々
これからどんどん伸びそうです。
毎年見ていてまだ覚えられない名前の草花が多いので、
名前はこれくらいしか紹介できませんが、
華やいできています。