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ブログ 今日のいもたつ

新商品のビールの感想

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「サントリープレミアムモルツ」
新しくなったということで、
久しぶりのプレミアムモルツです。

良くも悪くも、あまい香りが強く、
ここが評価のポイントです。
苦味は後から感じます。

アルコール度数は、5.5%とのことですが、
それを感じさせません。

香りの甘さのせいでしょう。

私は、エビスビール派ですね。

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「アサヒスーパードライブラック」
スーパードライというとデビュー当初を思い出します。
今までの日本のビール観を覆しました。
しばらく飲んでいたことも思い出します。
というわけで、スーパードライ自体は久しぶり、
ブラックが出たので試飲です。

炭酸の効き具合はスーパードライを思わせます。
そして、マイルドな口当たりがブラックの特徴のようです。
苦味も控えめで、甘さが前面という感じです。

ちょっとコカコーラを連想しました。

【酒呑みのひとりごと】

日時: |

ミラル 2010仏/イスラエル/伊/印 ジュリアン・シュナーベル

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イスラエル建国から50年程を、
ひとりの女性ジャーナリストの半生とともに映像としています。

ニュースで知るイスラエル問題は、
遠い日本ではニュアンスはわからないことを、知識で自覚しています。
その前提でみるのは当然ですが、
あまりにも遠いことを感じます。

物語は主人公が17歳の少女の頃が中心です。
彼女はパレスチナ人です。
イスラエルでの争いに彼女も怒りがあります。
その解決策は、
武力、交渉、譲歩、
映画の中でもその手探りの、そして、
多くの考えがあり、難しさを露出させます。

彼女もどれが良いのかがわかりません。
彼女なりに必死に理不尽に立ち向かいます。

世に起きている紛争は何故起きているのか?
語りつくされている議論です。
人が自由を、それが人らしいから得るための結果なのか。

でも悲劇は起こっています。
この映画は紛争の中で己の人生を全うする人が描かれます。
だから希望の映画です。

でもあまりにも日本とは遠いことがやっぱり離れません。
恵まれていることを感じます。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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丁寧な農家

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ほしいも農家の4月上旬は、苗作りが一番の仕事です。
農家により様々な作り方です。
自社の有機農園は化学肥料を使わない、
化石燃料に頼る(電気を使う)温床を使わないので、
どうやって苗床の地温を上げるかも課題になります。

それ以外にも農家により様々な工夫があります。

種芋ひとつひとつを伏せこむ前の確認することはどこでも行いますが、
農家によっては、ひと手間かけて、種芋の両端を切り落としてから、
伏せこむ農家もいます。

それぞれが最善を考えて農作業を組み立てます。

【芋日記】

日時: |

帰ってきた日本

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演劇「帰ってきた日本」鑑賞しました。
斬新で懐古という相反する雰囲気です。

母と子の強いつながりが題材になりながら、
日本をとりまく国際情勢を茶番のように演出していました。
難しいけれど、ゾクゾクくる感じです。

舞台は昭和30年代、40年前半くらいをイメージさせます。
仕草は、それよりももっとさかのぼります。
江戸時代くらいまでか。
そこで、番場の忠太郎
それと、懐古な日本人気質が芝居されます。
しかもかなりオーバーに。

舞台セットは壊れた日本で、繰り広げられる劇も過去の日本に似た感じです。
それは未来の日本を現し、
過去に似ていて、でも違うのではないか、という表現です。
そして、未来の日本が壊れていくまでを予言したような内容です。
ここまでが第一部。
第二部は、同じ雰囲気のまま、ユーモアときつい風刺の中で進みます。

それは日本が国際社会の中でやっていることを茶番劇としています。

演劇後に、この演劇の監督、鈴木忠志さんと、
劇団SPACの宮城聰さんの対談でわかったのですが、
これは、原作の戯曲の人物をそのままに、
日本やアジア各国とアメリカにすりかえただけとのこと。
でもまさに日本を取り巻く現在までの情勢そのものになるから、
不思議です。

「帰ってきた日本」という題名からは、様々なことが推察されます。
今が危うい。それは誰もが感じることで、
だからといって単純に過去の日本を肯定するとはいきません。
「帰ってきた日本」は可能性は今よりもあるけれど、
“それだけではつぶれる”そういう強い風刺の劇のように感じました。

劇冒頭は、母と子のやりとりが繰り返し続きます。
母にも子にも、それは生きる源で、
それを確認しよう。という言葉はありきたりですが、
やっぱりそこを押さえることが、
閉塞な日本で個人が粋に生きるコツだというメッセージに聞こえました。

【いもたつLife】

日時: |

伏せこみ(種芋を植える)

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苗作りは重要です。
なんの農作業も意味があり、
それだけ手をかけるかで出来上がりが決まりますが、
苗作りは大本の作業で、苗が良いことで次の作業が生きてきます。

ということで、
準備も万全に臨むのですが、結果はわかりません。

この後は、こまめな水管理を温度管理です。
苗の状態を見ながら微調整です。

【芋日記】

日時: |

預かりものの種芋

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昨年秋に、
忠八さんから種芋の保管を頼まれました。
種芋は干し芋農家にとっては命綱ですから、
何かあったら大変なのですが、
忠八さんの依頼なので引き受けました。

もちろん自社農園の種芋も自社で保管しますから、
同じように保管すれば大丈夫と思っていましたが、
忠八さんに渡すまでは、気にかかるものです。

なんとか無事にお返しできてホッとしています。

【芋日記】

日時: |

育苗ハウスの補修

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種芋を苗床に植える前になって、
育苗ハウスが風で少々壊れてしまいました。

大急ぎで補修して、種芋を植える=伏せこみをします。
3月~4月は風が強い日が多いのですが、
今年は、特に風が強く、
4月になっても霜が降りる朝が多く、
農家泣かせの気候です。

【芋日記】

日時: |

抑草駐車場完成

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特注の防草シートの脇を、
稲藁を敷き詰めました。

草は暖かくなると一斉に出てきます。
この駐車場ももちろんですが、畑も同じです。
そして暑くなればなるほど、
その勢いは増すばかりです。

毎年畑で草と格闘していると、この駐車場は草ボウボウでした。

追伸
昨日4月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。今月はいずみ四切り干し芋です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋

【芋日記】

日時: |

雨月物語 1953日 溝口健二

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2度目の鑑賞です。
1度目以上に音楽とカメラの良さを感じます。
特にカメラと構図です。見事です。

1度目と同じく田中絹代に惹きつけられます。
1度目以上に、京マチコの表情に、
この女優の映画に合わせた役そのものの姿に感心します。

愚かな男二人が改心するという単純な話なのですが、
男が持った分不相応の野望に、
想像すら出来ないほどの代償が必要だったことが、
今回は痛く刺さりました。

この映画は現実ではない設定で、
それをあらゆる手段でリアルに描いています。
単純で当たり前の教訓であるがゆえに、
それが遠まわしに、けれど鋭く突かれる感じです。

神話ができていく行程のように思えてなりませんでした。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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SOMEWHERE 2010米 ソフィア・コッポラ

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自分を知る物語です。
自分には何もないことで復活をきすこと決める物語です。
仏教の感覚も随所で感じました。

映画の構成は、
絵で設定をこちらに委ねてきます。
物語を叙情的にする効果的な音楽が台詞の代わりに響きます。

ハリウッドスターが、
庶民からすればやっかみだらけの、
贅沢な生活の中で、
ふとしたことで、
11歳の娘といつもより長く過ごすことになります。
(離婚中でいつもは別々)

その結果は、、、
自分の今は、空虚なまやかしとしか受け止められなくなり、
自分の今を知ります。
空っぽな自分がいました。

人の強さは知ったことを受け止める力です。

贅沢な数々のシーンがありますが、
一つ一つとても考え抜かれた設定とカメラワークを感じます。
ニュアンスは全然違いますが、
小津映画につながる繊細さがあります。

繰り返しますが、
贅沢さは庶民の私としては異次元ですが、
シーンのつながりをシミジミと後からも
印象として、思い出したくなる映画です。

追伸
昨日は「清明」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「清明」の直接ページはこちら
清明

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

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