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有機つや姫
川西産直センターは、山形県東置賜郡で、
安全で健康な稲作に取り組む米農家のグループを作り、
真摯な姿勢で稲作を続けている会社です。
タツマでも毎年2銘柄の特別栽培米を扱っています。
今回の訪問で、有機つや姫の作柄も確認できました。
つや姫自体がまだ希少の中、有機つや姫は本当に貴重な米です。
昨年よりも出来が良いとのことで、
草=コナギに負けないように、有機つや姫は育っていました。
昨年よりも出来が良いと言っても、一般栽培と比べると、
収穫量は2/3以下です。
有機栽培はその苦労と比べ物にならない位の収穫しかないのが現実です。
(稲もサツマイモも)
しかし、有機栽培をやり続けることは、
そのノウハウを貯めることは、体験することは、
明日につながることと、今回も、
川西産直センターの平田社長を確認することができました。
もちろん、この地の米がより良くなることが確認できたのですが、
自社で行っている有機サツマイモの栽培の意義も再確認できました。
スワン・レイク・ビール 越の光
原材料が、麦芽とホップと米=コシヒカリです。
新潟県の蔵ならではの地ビールです。
とてもキレイなビールです。
キレがあり、甘みもあります。
甘みはコシヒカリでしょうか。
苦味と甘みが半々に感じるラガータイプのビールです。
山形県の新米の出荷方法
東北を回り、茨城に戻り、静岡に戻る旅で感じたのは、
やっぱり農産物の放射能レベルのことです。
米はまず大丈夫でしょうけれど、
結果がでるまで心配なのは農家も私達流通業者もです。
茨城県、栃木県は、市町村毎に検査して、
県が発表し、出荷を決めて、
市町村毎に出荷がはじまっていますが、
山形県は、県が検査、発表、出荷の可否を決めるのは変わりませんが、
県内一斉に発表、出荷が決まるという手順を踏むそうです。
結果はまだ先ですが、米関係者は一斉の発表をかなり注目しています。
スワン・レイク・ビール ポーター
香ばしい黒ビールですが、苦味はほどほどです。
クリーミーな泡の印象通りのまろやかな味わいです。
旨みが多いビールは冷やしすぎない方が良いのですが、
このビールは、のどごしも良いので冷やす気味で飲んでも美味しいです。
新潟県の蔵のようですが、新潟の日本酒を少し連想しました。
土地や気候、風土はお酒の個性を造ります。
そのせいで日本酒とテイストが似ているのかもしれません。
もとろん蔵元の思想も関係性大です。
山形県の注目品種「つや姫」
山形県は果物王国そして、稲作の主要産業です。
地理的には新潟県よりも北に位置して、
内陸性(盆地もあり)気候の地方が多く、
果物も稲も高品質です。
そして、面積も広く、4つの地方に分かれています。
そのうちのひとつが置賜郡です。
置賜郡の稲作の中心地は川西町です。
ここも大切な農家がいます。
一昨年デビューで、昨年ブレークした「つや姫」ですが、
川西町の産直センターのつや姫を視察しました。
22年産はタツマでも取り扱いが多少でしたが、
23年産は作付けが増えた分扱いも増やすことができそうです。
つや姫は、山形県をあげてのスター候補、
川西町でも期待している新品種ですので、
間違いない品質のものを作るという気概が感じられました。
今年のつや姫は昨年以上に楽しみです。
真剣に取り組んでいることがわかります
有機農業で米作りしている及川さんからは、
色々なことが学べます。
毎年訪問する目的のひとつにどんな取り組みをしているかを
聞くことです。
今回も、EM菌と米糠のぼかしを活用した抑草方法を
教わりました。
有機干し芋のサツマイモ=有機栽培で、
草取りはかなり苦戦しているので、
早速試してみたいことでした。
他にも米栽培でも話をたくさん聞きましたが、
及川さんが真剣に農業に取り組んでいることが
わかる話ばかりでした。そして実際の田んぼがそれを
物語ってもいました。
震災の話
宮城県登米市は今回の地震で震度が高かった栗原市の隣です。
当時の様子を、登米市の米農家の及川さんから聞きました。
家は大丈夫だけれど冷蔵庫が倒れてきたとのこと。
農業倉庫は玄米が崩れて倉庫の壁を突き破ったとのこと。
でもこれ位は大したことはないとのこと。
登米市から東へクルマで30分の南三陸町は、
“何もない”とのこと。
そして話の半分以上は、フクシマ原発の影響でした。
改めて震災の爪あとを感じる話でした。
登米市の及川さん
タツマがお付き合いしている米農家の中でも、
一番まじめなのが、及川さんです。
そして研究熱心で、安心と安全と美味しさと追求している実践派です。
有機栽培は当然という感覚で、
手間がかかる天日干しでの乾燥、
モミ米での保管など、およそ考えられる安全と美味しさを
手間はかかっても実践しています。
今回もその様子がしっかりと伝わってきました。
何よりこの人なら間違いないという雰囲気がいつもあります。
本当にお付き合いしていて良かったと思える方の中の一人です。
イモムシよけ
自社農園はすべて有機栽培なので、虫を抑えることができません。
観ているだけでは悩ましいのです、対策を講じています。
クロタラリアという緑肥作物を隣接の畑との境界線に植えます。
この時季は、イモムシが一番繁殖するので、虫が入りにくいようにするのが
目的のひとつ。
隣の畑で殺虫剤をまいた時の障壁にもしています。
また畑の環境を多様化させるのがかなるい大事だという考えです。
畑はサツマイモが主です。それ以外の植物としてクロタラリア。
(そういう意味では雑草が畑に生えていることは自然と言えます)
サツマイモ、クロタラリア、雑草に潜む芋虫以外の動物。
それらが畑にいることがとても大事です。
花緑の夢空間(第9回)
若手の落語家のほんの一握りしか知らないですが、
柳家 花禄 師匠はNo.1だと確信できるほどの高座でした。
寄席よりもCDで落語を楽しんでいる方が多い私が
偉そうなことはいえませんが、モノが違います。
花緑の夢空間は、
静岡市の駿府公園内の日本庭園「紅葉山庭園」の茶室で
毎年開催されています。
抹茶とお菓子を味わえる「呈茶」と、日本庭園を散策し、
そのあと茶室で落語です。
約80名という少人数、マイクを通さない声、茶室の外では虫の音が
聞こえてくる贅沢な独演会でした。
全力投球で2時間を超える高座は間近(高座との距離がほんの1m位)
なこともあり迫力もヒシヒシと実感できます。
高座の後はサイン会で、握手をひとりひとりとしてくれて、
写真まで撮らせてもらえました。
とても謙虚な方で、「花緑師匠はまだまだ上手くなる」と確信しました。
追伸
「花どん」という9番目のお弟子さんの一席があったのですが、
今まで聞いた前座の中でも一番上手いと思いました。
弟子の教育にもかなり力をいれているのでしょう。
おおいに見習いたいところです。