月別記事

ブログ 今日のいもたつ

菊姫純米ひやおろし

110909y.JPG

菊姫が今年から初めて蔵出しする“ひやおろし”です。
重陽の節句に合わせて昨日到着です。

これまで菊姫酒造では「ひやおろし」という商品を造ることはしませんでした。
熟成させてからの蔵出しを基本としているため、
仕込んで一年足らずではまだ早いという判断からです。
しかしながら、今回新商品として
“菊姫らしい「ひやおろし」”が蔵出しされることとなりました。

ひと夏越した速醸純米酒は、新酒独特の荒さが旨さに代わり始める時です。
これを“秋上がりした酒”というのですが、まさにそれを味わえます。
しかも、仕込み時に一度だけ火入れした生詰め酒です。
アルコール分は18度と、ほとんど加水もしていないので、
“秋上がりした醍醐味”を味わえます。

菊姫の“純米ひやおろし”はやさしい熟成感の酒です。
この時季に合っている、上品でやわらかな旨み、まろやかだけど硬派な酒で、
アルコール分18度にもかかわらず優しい出来栄えでした。

追伸
昨日は「白露」でした。干し芋産地も残暑ながら秋の気配があります。
二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「白露」の直接ページはこちら
白露

【酒呑みのひとりごと】

日時: |

しのぎあい

110908blog.JPG

草に負けずに頑張っているサツマイモです。
8月早々に草に埋もれそうになっていたところを、
一通り綺麗にした後は、頑張って葉を伸ばしました。

その後、またかなり草が伸びてきましたが、
押されながらも踏ん張っているという感じです。

【芋日記】

日時: |

生きていることを実感します

110907blog.JPG

3日ほどかけて草取りした畑です。
つるをひっくり返して、草取りするので、
草取り直後は、つるや葉が、あっちこっちですが、
3日もすると元通りに畑を覆うようになります。

当然、見ていてつるや葉が動くのはわかりませんが、
じっと見ていたら動くのがわかるのではないかという感じで、
すぐに元通りになります。

【芋日記】

日時: |

毎年のことながら

110906blog.JPG

今年もイモムシの被害が目立つようになってきました。
有機栽培の宿命です。

今年は草取りが間に合わない畑が多いのですが、
その畑は、サツマイモの葉が草に埋もれています。
その畑でも、サツマイモの葉が食べられます。
しかも雑草は食べずにサツマイモの葉だけを食べます。
それだけ美味しい証拠です。

【芋日記】

日時: |

ひたちなか海浜鉄道湊線

110905blog.JPG

3月11の震災で路線が被災し全線不通になっていましたが、
6月から7月にかけてに一部ずつ運行再開していきました。
今では全線運行していますが、こんな可愛い車両だとは知りませんでした。

稲も実る。電車も走る。
待ち望んだ日常を感じます。

【いもたつLife】

日時: |

夏野菜もろもろ

110904blog0.JPG

ほしいも農家の夏は比較的手が空きます。
そこでこの農家では、夏野菜を多種類作り出荷しています。

ほしいもの干し場の畑とビニールハウスを上手く活用しています。
ナス、キュウリ、トマト、とうもろこし
ゴーヤ、唐辛子、かぼちゃ、インゲン豆、キャベツ等々を作っています。

110904blog1.JPG

【芋日記】

日時: |

ゴーヤのカーテン

110903blog.JPG

タツマの事務所も今年はゴーヤのカーテンを試みましたが、
これと比べると惨敗です。

プロの農家の片手間と、ずぶの素人の片手間では大違いです。
大きなゴーヤがたくさん実っていました。
ちなみに、会社のゴーヤは私の所まで回ってきていません。

追伸
9月の定期干し芋を昨日出荷しました。
今月のおまけ干し芋はこれです。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ

【芋日記】

日時: |

塩崎さんのサツマイモ

110902blog.JPG

米の視察を兼ねて塩崎さんの玉豊を見てきました。
干し芋はもちろん、米も上手な塩崎さんですが、
この玉豊にはビックリ!腰の辺りまでつると葉が伸びています。

ここは苗場だった畑で、最後に植えつけたところです。
苗場なので、たい肥が入っているのですが、
塩崎さんお得意の、天然鉱石「甦生石」がかなり含まれているのも、
大きい理由にようです。

つるぼけっぽくない伸びかたなので、収穫が気になります。

【芋日記】

日時: |

塩崎さんのアキタコマチ

110901blog.JPG

夏の間中今年の干し芋産地は、時折スコールのような雨がありました。
稲は刈り取り前の最後の最後に倒れてしまうことがよくあります。
(実って重くなりますから)
どれだけ倒れない、けれど実らせるかというのは大きなポイントです。

塩崎さんの稲には秘密が多く、それを聞き出そうとするのですが、
「企業秘密」と言われてしまいます。

けれど何年も通い解ってきたことは、
「粗植」と「土作り」です。

日当たり、風通しの良い租植は、健康な稲には欠かせないことが、
塩崎さんの稲を見ると明らかにわかります。

【米探訪記】

日時: |

生物と無生物のあいだ 福岡伸一

110831blog.jpg

私の体の分子が、体全体が、動的平衡によって、
生きながらえていることなど、感じることはできません。
分子レベルで体が愛おしくなりました。

著書で描かれている生命の完成度は、
これしかない道を歩んで、ここまできました。
人はそれを少しずつ驚きとともに感動して、
神に跪いたのではないでしょうか。
そして、己が誇りに思えもします。

著書の半分ほどは、著者のこれまでの生活の回想ですが、
その生きた軌跡は、私に、生命のロマンを想わせてくれました。

【いもたつLife】

日時: |