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ぎんさんの漬物
私の漬物好きは、親しい干し芋農家は皆知っています。
別に私のためではないけれど、
漬けているのを見ると出来るのが楽しみに、
反射的に、もらえると思うのか?
嬉しくなります。
今年は、柚子で香り付け味付けしていました。
本当に楽しみです。
佐野元春が清水へ
いつまでも若く、けれど、大人でした。
デビュー30周年のツアーです。
一番新しいアルバムから、
90年代、80年代まで。
こっちも若く、もっと大人に、そして80年代の心を、
90年代まだ幼かったことを想い、
今まだまだ途中だし、これからだし、これまでも数々のことがあったこと、
はじけるような時間と空間で、身体が生きていることを実感した感覚でした。
トラクターの点検
有機栽培での(干し芋の)サツマイモの認証の条件のひとつに、
農機具の整備、洗浄、メンテナンスの項目があります。
一般栽培の畑の土が有機栽培の畑と混じらないように、
また油漏れなどで、畑の環境をこわさないように、
チェックしていますか?
という主旨です。
冬の畑作りが終了しましたが、それらをチェック、記録です。
今シーズンの有機栽培関係は終了です。
変わった干し場
干し芋の干し場には例外なく鳥よけのネットが張られています。
ここも親しい干し芋農家です。
干し場のハウスの間が突き出ているのがわかりますか?
本来ならハウスに沿って、防鳥ネットで良いのですが。
実はこの農家は軽トラックで干し芋を干すスダレを運びます。
軽トラックが突き出る分だけ、防鳥ネットが張り出しています。
差し入れ
またまた、たかおさんからの頂きもです。
これと同じ位、よばれていながら、
お土産(晩酌のおつまみ)にも。
また、野菜の味が良いから格別です。
もちろん、庭先で作った野菜です。
ようやく干し場の準備です
そろそろ干し芋作りが始まってきましたが、
自社農園では、やっと干し場作りがはじまりました。
今年は一般栽培のサツマイモと同じく、
有機栽培のサツマイモも少ないので、
スタートは遅くても良いのですが、
さすがに仲の良い干し芋農家がはじまると、
気忙しくなります。
ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 1976仏 セルジュ・ゲンズブール
偏見かもしれませんが、
こういう映画は日本かフランスでなければ撮れないでしょう。
1976年を考えると尚更です。
ただし、愛がテーマ、自由がサブテーマという見解で観ると
この映画はフランスだからこそですし、フランスのテイストがあふれています。
それは映像であり音楽も含めて。
ストーリーにも登場人物にも感情移入はできませんでした。
それは、指摘な常識や好き好きからです。
それがこの映画の好き嫌いにはつながりません。
愛して欲しいのメッセージばかりの今の世の中だから、
積極的な愛するを描くこの映画は今こそ価値があるようにも思えます。
哲学的でなく芸術的な映画です。
バドワイザー
過去一度も飲んだことがないわけではありませんが、
飲んだ記憶は「軽いビール」としか思い出せない。
ということで、ひょんなことから、今回飲むことに。
予想通りのビールで、わかっていたから、
特別な感想はなし。
けれど、ビールっぽい飲み物が増えているなか、
このビールは相対的に見直されていくような気もしました。
次に飲むのも何かの機会がなければないでしょうけれど。
映画館にて
映画の世話になっている身としては、
足しになればと、ひとつの作品の寄付をしました。
観たい映画だから応援、という感覚ではなく、
映画に対して、作品をつくった人達や、
(古い)映画を上映してくれる関係者の人達に対して、
応援したいという感覚です。
支える自分でいたいということでしょうね。
干し芋のお客様もタツマにとってそう思ってくださる方がいるだろうな。
ということが、ふと頭に現れました。
有難いことです。
冬の小鳥 2009韓/仏 ウニー・ルコント
決して希望のラストではありません。
少女が挑戦して行くことを決めるラストです。
私は他の子達とは違う。
孤児院に送り込められてからずっと、
主人公ジニはそれだけが支えでした。
父から捨てられてはいない。
けれど現実は違います。
そして、養女として引き取られる運命は逆らえません。
運命に自ら希望を託す友もいれば、
運命にすら乗れない障害を抱えた(施設の中の)姉もいました。
何の疑問を持たない仲間達がたくさんいます。
ジニはその誰とも違うことが生きる支えです。
時に癇癪を起こし、時には自らを埋葬しようともします。
それが父と生きた来たことを残す証だからです。
養女になる運命には結局逆らうことが出来ず、
フランスの養父母の元に行くところで映画は終わります。
ジニは誰が見ても幸せな生き方を選ばないことを選ぶような匂いもします。
それは他人では解らないジニが選ぶ人生です。
でもジニの心は氷解するかもしれません。
観たものはこれから街角でふと“あの娘はどうしただろうか?”
そんなことを想いうかべるのではないかという余韻がある映画でした。