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今日も宣伝です
実は3月にも干し芋セットを販売するのですが、
3月は全くの新商品です。
一昨年から試作していた干し芋です。
詳細はまたお知らせしますが、
作っている写真を載せました。
もう一点お知らせです。
実は、本日タツマ店頭で開催している
“丸干し芋祭り”をSBSラジオが番組で扱ってくれることに
なっています。
スタッフは皆緊張してるかな?
2月の干し芋セットの宣伝です
毎月とっておきの干し芋セットを販売しています。
1月販売の薪ふかし干し芋2010も好評で、
残りわずかで販売終了になりそうです。
ご購入の皆様、ありがとうございます。
さて、2月は有機干し芋のセットを販売します。
4品種の有機干し芋のセットなのですが、
玉豊、いずみ、人参芋が乾き、もう一種類の玉乙女も、
そろそろ乾きます。
玉豊以外の品種は有機栽培が初めてだったので、
どうなるか心配していましたが、上々の出来です。
2/19から販売予定です。
お楽しみに!
バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 第1&第2話
題名が示すとおり、突然の解雇の理由をつきとめる物語です。
ヒットしているだけはあると思います。
何故で始まり何故で次につなぐ、王道です。
ちょっと説明しすぎが気になりましたが、
わかりやすくしているからでしょう。
むやみな暴力シーンがないのも好感です。
何も考えずさらっとなにか楽しみたい時に良いかな。
さぁ999円です!
でリリースして、お後をどうぞ。
という構図が勉強になりました。
ディア・ハンター 1978米 マイケル・チミノ
時に激しくもありですが、静かな力作でした。
丁寧に日常を描き、一転してベトナム戦争のシーン。
そこで起こる、物語を通したロシアンルーレット。
そして、それぞれの現在は徴兵前と様変わりします。
語ることを極力やめて、映像=表情や自然・友情や愛情との戯れで、
感じさせてくれるシーンを続けます。
ベトナム戦争を題材にして、それを考える。
それに加えて人は尊く、身近な人とのお互いの人としての確認を、
シーンが滲み出します。
この作品は意図を観客に任せたかのように進みます。
じっくりじっくりと心に刻まれます。
“ふっと”した時に気持ちを、
この作品の訴えは何だったのか?
それをきっと思い起こすことになる、
そんな映画でした。
心の中でいつまでも、静かな力作として残るでしょう。
BeRLIN 1995日 利重剛
都会の悲哀を感じさせますが、
それだけではないですね。
突然、女は消えてしまいます。
この娘を捜しながら、この娘の性も捜しながら物語は進みます。
主演の風俗嬢は何のためにこの仕事をしているのか。
そして、男たちは何故か惹きつけられてしまいます。
それは男の側に空虚がありそれを埋める自分たちのために、
捜すことで、探ることで埋めようとします。
“壁”ということばがキーワードです。
ベルリンの壁が崩壊してから20年、
まだその熱さは戦後生まれの私でも残っています。
この映画はそのどこを語っているのかは解りませんでしたが、
あれを起点として様々なことが感覚として広がっていることを、
感じる映画でした。
荒野の七人 1960米 ジョン・スターゼス
ガンマンの悲哀の描き方が印象に残ります。
それと「勝ったのは農家」ということが、
「七人の侍」とリンクされています。
用心棒はどこまで行っても用心棒、
憧れる子供をたしなめます。
元の「七人の侍」と違う魅力のひとつです。
また、元を活かしてこの映画の魅力になっているのが、
七人の個性とその表現です。
それぞれとても上手く魅力的なガンマンになりました。
個人的には、「七人の侍」の焼き直しではあっても、
違う個性がでている作品で、
評価が高いのも頷ける映画でした。
レッドクリフⅡ 2009中/日/台・韓 ジョン・ウー
パートⅠもそうですが、三国志の一部分を切り取り、クローズアップ。
解釈の好き好きはおいておいて、壮大に描かれています。
歴史は過去から現代の人へ、多くのことを語りかけています。
それと描く立場が語るのも歴史です。
この映画は、歴史として娯楽として、スペクタクルを期待して、
または主演俳優のファンとして、色々な方がそれらを期待して鑑賞しているのでしょう。
そういう意味では、三国志のハイライトな場面を前面に設定し、
まず楽しめる条件で、おもいっきり作った映画だな、と感じました。
25ミニッツ 2005丁抹 ラオリツ・モンク・ベターセン
テンポ良く進みます。これは主題とした「25分間」
で人の命が尽きることから、
冒頭からそのスピード感を演出したからでしょう。
そして、この25分以外にも、母親の2週間の余命も
展開の速さからリアリティーを感じます。
賢い兄は、犯罪に長けていて、それもこの作品の前半を惹きつける一因です。
それも効いて後半は、実際の命のかかった人の尊厳価値と、
生まれてきてから現在に至るまでの過程での、
自分が自分をおもう価値観へ、と作品のテーマが掘り下げられます。
前半の娯楽性に加えて、後半の、兄弟で違う父母との心の葛藤は、
後半はこのテーマが主で、それを活かす前半だったように感じます。
弟は、親を愛していたし、弟も愛されていた実感があります。
兄は、親は愛していたでしょうが、兄は愛されていない空虚で一杯です。
母親の愛を欲しさに、犯罪を犯します。
そして、兄は今まさに人の親になるとき、というその時に犯罪を犯します。
親へのあてつけか、親になることの不安か、それ以外にも心の葛藤があって、
生きる道を探しているようです。
この映画の一番の注目が兄の40年近い人生です。
彼は何をもって生きてきたかでした。
武器よさらば 1932米 フランク・ボーゼージ
題名どおり戦争が引き裂く恋の話です。
主演二人の、一緒にいる時と別れなければならない時の表情が綺麗です。
苦悩が表現されているのですが、
当時はまだ第一次大戦の空気が色濃く残っていたのでしょうか?
なのにまた、大戦がありました。
この反戦の物語が1929発表で、1932映画公開ですが、
世が大戦へ流れる流れには、ほとんど無力だったのでしょうか?
それを考えると怖くなります。
映画としては、時間の制約からか速い展開でした。
そのために二人の表情がみどころになったのですが、
それと同じく、時折主人公自身になったカメラワークも
工夫されたシーンでした。
最後の人 1924独 F・W・ムルナウ
サイレント映画の最高峰を撮るんだ。
という気概があるのかないのか。
トーキーへの道が開けていた時代かもしれません、
サイレントが確立された時代かもしれません。
想像するのには、
次の時代に残す気概よりも、
挑戦の気概を感じさせえる内容です。
ほぼすべてを映像だけで語ります。
サイレント映画は、言葉がないことを利用します。
サイレントは、映像と台詞を交互にが基本ですが、
映像が主になります、「それでは映像だけで表現しようよ」
でこの映画が作られた感じです。
映像と観客の信頼関係をサイレントでは感じます。
それを突き詰める作品として
この映画が撮られているようです。
落語が演者の意図を汲み、
聞き手が想像力を働かせるのと同じよさが
サイレントにもあります。
それを超えた作品を目指したのがこの映画という
においがプンプンしていました。