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ブログ 今日のいもたつ

のしもち

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タツマは「お米屋」でもあります。
毎年年末は、お米屋の務めとして、「のしもち」を
頼まれたお客様の分つきます。

一日につける数量が限られますから、
例年12/27頃から始まり、明日がピーク。
9日もちでもかまわないお客様もいらっしゃるので、
今日もついてます。

【米探訪記】

日時: |

陽気な幽霊 1945英 デヴィッド・リーン

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先妻の幽霊の話というと、落語「三年目」を連想します。
こちらは恥じらいの先妻ですが、
映画は陽気というより「居残り佐平次」のような確信的自分本位な幽霊です。
どちらもそれは生前のままなのですが。

先妻に今の妻、夫が振り回されます。
その様子の台詞回しが軽妙、リズムよく、しかも観客がその言葉足らずで、
ムズムズさせられ、監督の上手さを感じます。

あと、特撮もなかなか見事でした。

【いもたつLife】

日時: |

スウィングタイム 1936米 ジョージ・スティーブンス

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ミュージカルも含めて、今、こういう映画を
つくらないのか、つくれないのか?
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの作品を観ると
それを考えます。

つくらない理由もわかります。
ミュージカルも含めて、こういう映画に風はありません。
だけど、この頃のこれらの映画には、
新鮮ですごいという感覚になる映画が少なくありません。

つくれないのか?
それはないでしょう。ただし、今市場がないとしたならば、
製作側が、本気で役者(できる役者がいないのならば別)を辛抱強く雇い、
役者が、製作側と試行錯誤するのが条件ですが。

でも、こんな良い前例はない。
と思うのは、
現代版のこの二人や
観客を楽しませることが、嬉しいほど伝わるミュージカルを
待望しているからなのでしょう。

【いもたつLife】

日時: |

きみに読む物語 2004米 ニック・カサヴェテス

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女が離れてゆくたびに男は成長します。
男は気がついています。
「二人はうまくゆかないから、うまくゆくために努力する」
「どんな努力でもできる」とまで言います。

人は手に入れることができないから、
ずっと変わることがない、なんてないから
がんばることができる。

大事なものをなくすことで、恋愛を通して
男(人)が成長することが (男の方が進めやすいからかな)、
切なくも強くなりながら描かれています。

背景やセット、風景も映画だからの
良さを感じさせてくれました。

【いもたつLife】

日時: |

隠し剣 鬼の爪 2004日 山田洋次

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完全な悪役の老中のおかげで、殻を破ることができた主人公。
人生の中で誰がどう自分とかかわるか、お互い影響しているのか
わからない。そんな事実を感じました。

主人公は、純粋がゆえ、自分を貫き通しました。
自己も家も藩も、馬鹿で頑な不器用、と言われようが。
だから、最後は変わったのではなく、
愛情表現を変えただけかもしれません。

ゆったりしたテンポながら、無駄がない流れで、
絵も綺麗だし、冨田勲さんの音楽も情景・心情とマッチしていました。

【いもたつLife】

日時: |

薪割り

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昔とおなじように薪をかまどにくべて、
ほしいもを蒸かしている農家が、薪割りをしていました。

この農家のところには毎日のように来るのですが、
くべる薪があるのが、あたりまえになっていました。
当然薪を準備しないと燃せないですね。

薪割り風景は久しぶりにみました。
力いっぱいの姿と、カーンとかザクッという音が響いていました。

【芋日記】

日時: |

ほしいもの視察にお客様がいらっしゃいました

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雪深い石川県かほく市から、
ほしいもの視察にお客様4名がいらっしゃいました。

金時芋から優良選抜した「かほっくり」という品種の
さつま芋を栽培している農家の方々です。

私たちより、農業はもちろんさつま芋に関してもプロで、
ほしいもの視察でしたが、こちらがさつま芋をはじめ
農業について教わることが多い時間を頂きました。

日本の農業は生産力や生産性の弱さを指摘され、
でも技術は世界でもトップレベルとも言われます。

触れ合う農家の皆様と話しをしていると、
そのどちらも感じます。
しかし、篤農家と言われる人たちは充分に
世界に通じることが伺えます。
今回もそれを感じました。

なぜなら、何十年という月日を
「どうすれば良いものが収穫できるか」
と問いかけてきたのかが、話をすると醸し出るからです。
農業人口はわずかです、しかしながら、
誰にも負けない自負がある人たちもまだまだたくさんいます。

日本の農業もこれから
一皮向けることを今回も感じました。

【芋日記】

日時: |

007カジノ・ロワイヤル 2006英 マーティン・キャンベル

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このシリーズをよく知っているわけではないですが、
かなりの危機感があって“生まれ変わった”印象を受けました。

危機があるということは、それだけ遺産がある裏返しです。
冒険ではありましたが、
ジャームズ・ボンドを変える大手術が、
この映画の他の多くの魅力を引き立て、
支持者を満足させ新しいファンも獲得したのではないでしょうか?

私も掛け値なしに楽しみました。
ジャームズ・ボンドにターミネーター的なテイストがあったことが
何よりの楽しさでしたね。
特に冒頭、どっちを応援したくなるかという、
ちょっとした裏切りを観客に思わせる所、ここで私ははまってしまいました。

【いもたつLife】

日時: |

三文役者 2000日 新藤兼人

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タイチャンは、
子供そのものの人だったことがわかります。
演技ができる偉大なる子供だったことでしょう。

表面だけをみると、うざったくて、付き合い切れない。
でも純粋だから、目を離せない。逆に、身近であればあるほど、
生きる勇気とか意味とか生きがいをもらっていたのでしょう。

希少な人であり、貴重な役者さんだったことがわかります。

劇中、乙羽信子さんのコメントと、懐かしい映像が観れます。
私のような(古い)映画好きには、嬉しい映画でした。

【いもたつLife】

日時: |

短くも美しく燃え 1967瑞 ボー・ヴィデルベルイ

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食べなければ生きられないように、
人は、人が生きてゆく中でできたシステムの中でしか
生きられないのでしょう。

この映画の不倫(と言うのかを考えてしまいますが)は、
不完全が前提でできた人々のシステムからはみだしたものでした。

実際に、食べられなくなることで最後を迎えるのですが、
それは、子孫を残す生物たちの生涯のような成就だったように
映りました。

二人で生きたことに、幸せを心から、これが魂の幸せと感じ、
生きてきた社会に不満を持つわけでもなく、
誰のせいにも何のせいにも、そんなことは二人にはまったく眼中に無く、
時が流れ最後になりました。

絵画のような映像の美しさに、
かぶせるよな音楽は、この映画を語っています。
こんな表現にもっともっと目が釘付けにされたいと思う、
感受性の無さにちょっと嫌な自分がいました。

【いもたつLife】

日時: |