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美女ありき
ナポレオンが活躍(この映画では悪者)していた時代の英国の話です。
史実を再現してくれる映画は、想像しか出来なかった歴史を
文字通り目の当たりにしてくれます。
ストーリーだけでなく、当時の考え(精神)や習慣、文化文明の発達度合い、
風俗まで、諸々が映像になるので、とても多くの情報が入り込みます。
今回は英仏の対立でしたので、当時の世界情勢の雰囲気も出ていました。
主演のヴィヴィアン・リーの美しさと演技が注目されますが、私も同感です。
本人も素晴らしいのですが、物語のキーになる場面でヴィヴィアン・リーの演技を
引き出す舞台装置や背景がとても良く考えられていると思いました。
釜仕舞い
ほしいも農家の中で今でも、数軒ですが、
薪を焚いてさつま芋を蒸かしてる農家があります。
その中の一軒が昨日で今シーズンの蒸かしが終わりました。
この農家では毎年、最後の蒸かしが終わると、
釜とかまどにお神酒とお供えをします。
良い習慣で感心です。
釜もかまども頑張った農家さんも
無事に終えてお疲れさまでした。
お供えは毎年変わります。
今年はお赤飯でした。
わたしもお相伴させて頂きました。
駅馬車
序々に盛り上がり、観ていてどんどんゾクゾクします。
有名な疾走シーンでゾクゾクの最高潮と思いきや、
その後の決闘でもっとゾクゾクです。
次が観たいけど終わって欲しくない!
そんな衝動にかられます。
偶然めぐり合ったメンバーは最高のチームになってゆきます。
そのチームがジョン・ウェインを救います。そのラストがまた良い!!粋です。
名作とわかって見て、名作と歓心しました。
唯この映画の主役は、隠れメッセージは、弱いものの復権という感じが、
随所に感じられました。
そして、終了後のクレジットの一番はリンゴウ(ジョン・ウェイン)ではなく、
ダラスでした。
表面の派手さだけでは名作は生まれない。
そんな方程式を確認しました。
羅生門
光と雨、森の中での「動」と証言の時の「静」
そして、過剰にも思える音響。
映画に浸れます。
人間はやっぱり身勝手です。が、
野獣にはなりきれない人間達が描かれます。
人が語る真実は、人のその時の状況や考えが
真実として語られることを納得しながら観ました。
これは人の持つ優しさからも非情さからも滲みでます。
自分の過去をふりかえり、人間らしさを考えました。
欲望という名の電車
自分の意志で生きてゆくことは難題です。
二人の姉妹と親友の二人の男のうち姉(ヴィヴィアン・リー)だけは
そうじゃないことに気づいています。(すべてではないけれど)
しかし、どうしようもできないことに苛立ち、恐怖を感じ、安息を求めるために、
偽りの人生を送ります。
最後に妹が2階ではなく、3階へと駆け上がります。
彼女だけは、気づきと行動が変わるかもしれません。
重い映画でした。でも良い映画でした。
4人とも弱い人間でした。
弱いから流されそれに合わせ変わります。
それは人間の生きる力でもあります。
しかし、それが意志とは違うから悲しいことになります。
4人ともに熱演を感じました。特にヴィヴィアン・リーは凄かった!
哀愁しか知らなかったので驚きでした。
君も出世ができる
ミュージカルとして、とても良い出来栄えだし、
コメディとして、楽しめました。
世界に伍するミュージカルを作るぞ。
という意気込みが伝わってきます。
内容は“時代が詰まって”います。
昭和30年代の終盤がくみとれます。
私の少年時代はアメリカに憧れる雰囲気がありました。
この映画もそれがうかがえます。
しかし、日本独自のものも捨てたもんじゃない!メッセージも、
この映画には含まれています。
そこがとても気に入りました。
殺意の瞬間
中年男と別れた妻の忘れ形見の血のつながらない娘
微妙な関係です。
かわいくて(美しくて)、なついてくれたら、そして、
つくして(愛して)くれたら、本気になってしまうのでしょうか?
男は馬鹿です。ありえないことをありえると錯覚してしまう。
そんな展開ですが、ここまでは前座です。
わかれた妻の娘(今の妻)は、やってはいけない行動に動き始めます。
こんな非情な人間性は母(わかれた妻)によって作られたのでしょう。
まるでサイボーグです。凶器の心を身につけています。
しかし、人間らしさも残っています。
娘(ダニエル・ドロルム)がそれを表現する表情は見事です。
主人公、これがとてもかっこいい、ジャン・ギャバンも名演です。
望郷から約20年後のジャン・ギャバンを観ましたが、
名優と言われるのが頷けます。
このあたりのフランス映画をもっと堪能しようと思いました。
オリジナルほしいも3
タツマならではのほしいも
タツマにしかないほしいも
を詰め合わせた「オリジナルほしいも」
今月末に販売予定です。
今日もその話題です。
通常の平ほしいもの1.5倍以上の厚さにスライスした厚切り
名づけて「大判」
仕上がりも普通の平ほしいもの2倍かかります。
大学の若大将
国も生き物のようです。
若い日本が溢れていました。
今は老いていることがわかります。
時代の流れはそれを繰り返すのでしょう。
現代の方が生活水準は格段に豊かになっているのに。
この映画当時は今のような豊かさを求めていたのに。
この頃の方が希望があります。
生活レベルを下げて(戻して)暮らすことは出来ませんから、
今の方が過ごしやすいに決まっています。
結果がわかっているから懐かしく思うのかもしれません。
けれどこの勢いは羨ましいです。
大学が舞台ですが、私達年代の大学のイメージそして過ごし方は、
この時にすでに出来上がっていたのもわかりました。
この路線の上を何も考えずに、生きていたのもわかりました。
オリジナルほしいも2
オリジナルほしいもには、
紫芋ほしいもも詰め合わせの予定です。
そこらじゅう まっ紫になりました。
安納芋のオレンジとの対比が鮮やかです。
まだまだタツマならではの
オリジナルのほしいもを販売に向けて作ります。