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ヨトウ虫が登る
2m近いソルゴへ登頂中です。
現在1.5m地点です。
登っても何があるわけではないのに、
登ります。
あまり笑えません。
訳も考えずに自動行動しているのは、
天からみられれば自分も同じようなものです。
気をつけます。
毒薬と老嬢
限られた空間の中を中心に話が進みます。
観客は自然と見えない部分に想像を働かせます。
上手ですね。
物語は、ブラックコメディです。本来なら笑えない話が面白い。
この時代のアメリカの雰囲気でしょうか?
それと、ケーリー・グラントが良いですね。
ドタバタ劇の先頭を走っています。
どこまでが演技でしょうか。
全部が演技とは思えないほどのはまり役です。
グラントの「うお~!」という突撃シーンが、
印象的でこの映画の象徴でした。
ジキル博士とハイド氏
世界中の多くの人が
「ジキルとハイド」という言葉を共通言語にしています。
古典的なことわざのようです。
社会的地位もあり、綺麗で大金持ちの婚約者がいて、
頭も良くて、格好良くて、当然女性にモテテ、
慈善家でもあります。
そんなジキル博士が間違って一度ハイド氏になったら、
なぜハイド氏が魅力になってしまうのでしょうか?
普通ならジキル博士にはなりたくても、
ハイド氏にはなりたくありません。
悪というのはそれほどまでに
魅力があるのでしょうか?
ひとりの役者が「ジキル博士とハイド氏」を
見事に演じています。作品としての見所でした。
ソルゴに蜂
やっぱり怖いです。1頭(匹?)でも怖いのですが、
結構な数が集まっていました。
しかもミツバチではなく、スズメバチです、大きいから。
ソルゴに花が咲く頃になるとどうも、蜜のようなものが
沁みだしてくるようです。
穂の付け根を折って吸ったらかすかに甘い汁がでてきました。
ソルゴは単に防風やアブラムシ系の誘引や緑肥のためと、
教科書的にそれしか把握していなかったので、ちょっと驚きです。
あまりスズメバチが集まるようだと、ソルゴ計画自体見直しです。
やってみて初めて!ということは世の常ですね。
デトロイト・メタル・シティ
冒頭で主人公が、
本当の自分と仕事で役をしている自分の区別が、
だんだんつかなくなって行くシーンがあります。
そこがこの映画の進む路ではないかと思いながら観ました。
仮面なんだけど、その仮面がはずせなくなってしまった主人公が、
挫折します。
仮面までは行かなくても、社会にいると様々なレッテルを貼られてしまいます。
思いがけずたまたまうまく行き、それがとても良い評価になってしまった時。
テストのやまが当たりたまたま良い点をとってしまった時。
犯罪者にされてしまった時。
自分の意志と離れたレッテルがいつの間にか付いています。
生きている以上
どこまで行っても仮面をかぶっていて、
いつもそれに悩んでいるのかもしれません。
普段は、
そこをわざと気づかないようにしているなぁ~、
なんてことも考えました。
この映画では仮面に対して、正面から挑戦し克服します。
偉いなと思うのと同時に、
日常ちゃんと勤勉にやるべきことをやっているかどうか、
最後はそれで決まる。
そんな当たりまえの教訓も感じました。
とっても面白かったのも付け加えておきます。
伊勢乃國麦酒・ヘルス
今まで飲んだ有機ビールで、一番おいしいかった。
ドイツビールに近い味わいで、
私が感じているヘルスの名の通り、
甘い味わい・苦味抑え目・でも味わいしっかり。
飲みやすいのに、奥でビールの主張をしている。
色もヘルスっぽい色かな。
こういうビールは地ビールでなければ飲めないでしょう。
お土産なのでいくらかわからないし、
当然売れ行きも知らないので、
経営的にペイできるかはわかりませんが、
全国各地で大手が作れないビールが味わえるのは嬉しいですね。
地ビールならではを楽しみました
泡が消えるのがちょっと早く、
急いで写真を撮りました。
もう一本のデュンケルも楽しみです。
歓喜の歌
欧米ではクリスマスになるところが、
日本では大晦日・お正月になるんだなぁ~
と妙に日本人を感じました。
物語は単純で、でも面白く、思わず笑う場面も多数。
豪華キャストだったし、
落語好きですから、談志と志の輔の登場も嬉しい誤算、
存分に楽しめました。
そんな楽しい映画ですが、背景はなかなかの骨太さが伺えました。
欧米ほどではないかもしれませんが、日本にも格差があります。
それをあまり意識しないような風潮があります。
ここ数年、格差が広がっているのは、報道からでも認識できます。
格差というと金持ちを悪く評価しがちです。
この映画は、上流も下流もフラットというかイーブンに現しました。
どちらも「生きる」うえで個々には色々あるでしょう。
そしてどちらも自分のためと他人のためとで生きています。
それもちゃんと描かれていました。
その両者が合流して欲しい。それを実現させた物語でした。
最後の「第九」は格差社会の融合を世界へ向けたメッセージとして
選曲されたというのは考え過ぎでしょうか?
それはさておき、登場人物の背景描写から、
それらが幸せへ向かってゆく導線が、伏線を交えて、
リズムよく流れます。
とても気持ちの良い時が過ごせました。
フェルメール
遠くから観ても眩しい!
そして、美しい。
真っ黒や鮮やかなオレンジ、青や緑、
どれも光の加減が描かれています。
繊細に何度も試行したのでしょうか?
みせるところとみせないところを計算して、
ほんの少しずつ色をつけていったのでしょうか?
フェルメールは日本で人気があるので、
ここのところ見る機会が増えました。
これも贅沢で嬉しいばかりです。
観るたびに驚きがあります。
観ていると目がくらむような感覚を覚えます。
文楽
若い頃、歌舞伎に連れて行ってもらって、
ほとんど寝ていたことがありました。
ツアーだったので、会場に着いた時にはすでに出来上がり。(酒です)
幕間でも弁当を肴に飲んで、午後の部も睡眠。
なんて勿体なかったんだろう。
さすがに今回は違います。
何故、人形を使うようになったのだろう。
観ているとそんなことが浮かんできました。
今は会場に字幕がでます。昔はでなかったのだから、
文楽の方でお客様を選んでいたのがわかります。
実際にそれだけのレベルでしょう。
(私のレベルではわからないことが多かった)
あっという間に東京に来て、
日本の伝統芸能や文化に触れることができます。
そればかりでなく、
外国の素晴らしい文化、絵画や演劇等々にも、
ある程度の時間とお金で体験できます。
幸せで贅沢に生きています。
ミニイベント 続・新米入荷
連休中も米の視察に行きましたが、
なかなか思うように稲刈りが進んでしません。
稲はすっかり黄金色の収穫風景だったのですが。
今週も台風の影響で田んぼに入れる日が限られます。
そんなこんなの状況ですが、
「さくら市コシヒカリ」「松」「常陸太田コシヒカリ」
3種類の新米の試食会を開きました。
今年は甘みも上々ですが、粘りがいつもより強い傾向があるようです。
お楽しみの特別メニューは、
*じゃがいもご飯
*そぼろ納豆 です。
そぼろ納豆は干しいもと同じ、茨城特産です。
試食会では、手作りのそぼろ納豆を食べてもらったのですが、
手前味噌ですが、なかなかの味でした。