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ブログ 今日のいもたつ

かんすけ

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ここのところ毎晩、
ちょっと贅沢に錫のチロリで
一杯(いっぱい)やってます。

もちろん菊姫を。
燗酒の季節ですねぇ~。

温度帯による燗酒の呼び名がたくさん
あります。(知っている方も多いでしょう)

日向燗、人肌燗、ぬる燗、ぬる燗、上燗、熱燗、飛びきり燗

このひとコマからも日本酒文化の素晴らしさが
垣間見れます。

今晩もどっぷりと、日本酒文化に浸ります。

【酒呑みのひとりごと】

日時: |

試し掘り

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探偵のように、
定植してからの天候を受けて、
今年の芋の出来を推測し農家と話をする。
夏に干し芋農家に行った時の日課です。

実際に掘ってみると・・・。

予想していた程には、大きくなっていませんでした。
今年の猛暑からの推理ははずれたようです。

形やつる離れは良く、品質は良さそうです。
こちらは、予想どおり。

ただし、常に希望的観測がありますので(私は)、
どうなるかはまだ。

いよいよシーズンインです。

【芋日記】

日時: |

隠し砦の三悪人

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映画と同じくらい落語好きです。
ですから、”黄金餅”のシーンが観れて感涙です。

黒澤映画ですから、他にも、他の映画のルーツが満載です。
トップの娯楽映画です。

黒澤映画で本当に感心するのは、
舞台の作りこみです。

群集の規模から、俳優のメイクという細かいところまで、
あらゆることを検証(イメージ)できる人です。

持って生まれた天分だけでなく、
勤勉だったのでしょう。

凡人こそ、
凡人でもできる勤勉をしなければ。

【いもたつLife】

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荒野の決闘

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見所が多かった名作です。
西部劇というより、人間模様の映画という気がしました。

主人公の絶対さは王道ですからOKですし、
さりげないですが、物語をおもしろくする
二人の女優も良かったです。

(隠れ?)テーマはドクの生き様です。
葛藤もあるし、立ち止まりもあるし、
落ち込んでしまう人間らしさが描かれていました。

そのあたりにこの映画の不変性があるのでしょう。

【いもたつLife】

日時: |

用心棒

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主人公がいかに凄腕かの表現が秀逸です。
斬るシーンをみせない程それが伝わってきます。

映画ファンのご多分にもれず、
黒澤映画が大好きなのですが、
全体の雰囲気づくりがうまいです。

主人公と一体化してしまうリズムやスピード、
次への展開の仕方、
”あっと”いってしまいそうなシーン、
登場人物のその場面での詳細な表情。

細かいけれど、完成に向けて積み上げられている
そんな感じが、ぷんぷんします。

余談ですが、
「用心棒」という言葉が大好きです。
損得なしに、人のために。
そんな印象があります。
私だけでしょうか?

【いもたつLife】

日時: |

草原の輝き 1961米 エリア・カザン

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とても純粋な愛の物語ですが、
そのあたりを語るのは苦手ですので、
ちょっと違う観点から感想を。

目に見えるつかんだものだけを持って
幸せかどうかを計ることなんてできない。

失ったものから自分が得ているものがあることを
知ることができました。
ただ、それは多くの場合「つらさ」として残っていることが
多いために無意識に避けてしまっているのでしょう。

【いもたつLife】

日時: |

イヴの総て

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時と共に変わってゆく中をかいくぐった
いやらしさ、いじらしさ、哀れさの人間模様
が描かれていますが、
現代の人が観ると、普遍的なもの、
「人としての現代人の生き方はどうなの!」
と、問われているようです。

私だけかもしれませんが、
「“悪い”ことに麻痺していないか!」
と父親に叱られた感覚です。

【いもたつLife】

日時: |

レッド・ドラゴン

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性善説と性悪説について
人間の頭脳について
それと、心理と真理とは
そんなことが頭を駆け回りながら観ました。

映画としてのおもしろさもたくさん盛りこまれています。

人間は不可解です。
自分の中に何がかくれているのかも考えました。

昔を振り返り、何であんなことをやったのか?
自分が実際にやった行動なのに、
思い出して不思議な感覚になることがあります。

形は違うけれど、本質で繰り返していたりもします。
この映画と同じ怖さが自分の中にもある気がします。

【いもたつLife】

日時: |

収穫祭

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人力の脱穀機と唐箕(とうみ)を使っての収穫祭を開催。
ご参加の皆様お疲れさまでした。

半日の農作業の後のおにぎりが美味しかったです。

ママゴトの農作業ですが、頭でっかちになりがちですから、
価値があります。

こういう人力作業をすると、
人は先人からの知恵の積み重ねをしてきたことがわかります。
だから敬うのでしょう。

生活が”自動販売化”しているから、
積極的に昔体験をする必要があります。
程よく疲れながら、そんなことを考えました。

【米探訪記】

日時: |

トータル・リコール

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双六でサイコロふって、
駒が進むたびに、どんちゃんあるところ、
それも、ちょっとやりすぎな描写なところが
気になりますが、

今の記憶がほんとうの記憶なのか。
記憶がなくなる不安や恐怖。

未来は記憶が書き換えられる可能性がある設定ですが、
実は、現在でも過去でもあることなのかもしれません。

中世の魔女狩りや、現代の★★★も根底では同じ路線があるような気がします。

ただし、そんなことを映画で感じることができたり、
こういう表現ができることは、とても幸せです。

【いもたつLife】

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