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晩春
なんのことはない話なのに、
どんどんどんどん引き込まれてゆきます。
不思議な感覚で観ていました。
何がそうさせるのか?
結婚・離婚・再婚・父と子・友達・親戚
小さな小さな出来事をつなげているからなのか?
ゆったりと流れる時間からか?
時折日本文化を伝えるシーンがあるからか?
観ている者を引き付けている力
不思議な感じをだしているのは、
作り手の感性の成せる業だけではなく、
実はとても緻密に計算されて作り出されているのではないか・・・。
と思えました。
定植
いよいよ干し芋用のさつま芋の定植がはじまりました。
5月中旬は時季としては寒い日があったので、
平年より遅れてのスタートです。
この畑はポリのビニールをかけて畝(うね)を立てました。
この方が大きく育ちます。
大きくならない品種、いずみと人参芋を植えています。
続メロン 3
ハウスの間にも、周りの麦とハウスまでの間にも、
稲藁が敷き詰められています。
雑草を抑えるのが目的です。
それと、トンネルという低いハウスなので、
屈んでの農作業のためにも藁が重宝になります。
朝晩のハウスの開け閉めは日課ですが、
受粉後には摘果作業を行います。
このときは寝転んでの作業になります。
この日もハウスの片側だけが少しだけ開いていました。
根っこ側ではない方です。
温度調整ですが、根元を冷やしたくないためです。
気温が下がる夕方には閉めてしまいます。
続メロン 2
今咲いている花は、自然にメロンになりません。
時季が早いからです。
子孫を残す一番良い条件になった時に咲いた花が実をつけます。
続メロン 1
昨秋に蒔かれた麦がメロン畑を囲んでいます。
温度の確保が栽培のポイントなので、
ハウスの周りに風除けとして残してあります。
それ以外の麦は、メロンを植える前の土作りの時に
緑肥として鋤きこまれました。
メロンの収穫が終わると、ハウスの中の枯れたメロンも
残った養分もそして、もちろん周りの麦も、
次の農産物のための肥料になります。
バベル
加害者としても、被害者としても、
この後すぐに、この映画の当事者になる可能性は充分にあります。
悪いつもりはなかったや、こんなつもりではなかった、
それが原因でも報道や違う立場は許しません。
世界がとても複雑になっている様子は
上手に描かれていたと思います。
そして、精神的に重圧が普段からかかっていること、
きっと誰もが毎日知らず知らずのうちに、心に傷を負っているじゃないかと
考えさせられました。
しかし、失った先には希望があることが描かれていたことで、
勇気づけられました。
アイアムレジェンド
孤独の恐怖
日常にも孤独を感じることは良くありますが、
完膚なき孤独は想像すらできません。
日常 孤独を感じるときは相対的だったんだ、と
気がつきました。
絶対的ではありません。
自ら感染してしまいたくなりそうです。
自分の行動や生き方には、
孤独を恐れていることが発端になっていることが、
思い当たることが多くありました。
キングコング
コングの表情を観ていると造り手の執念が伝わってきます。
なみなみならぬ手間をかけて特撮を実行したことは充分伺えますが、
それ以上にその表情や動きは、
「人の身勝手さ」というこの映画のテーマを現しています。
1933年当時のアメリカを見ることができることにも価値があります。
そこに映るアメリカの繁栄・発展と“人の身勝手さ”の対比は、
環境破壊を単には否定できない警鐘とも受け取れます。
75年前の映画ですから、不可解を探すのは野暮です。
でもそれがあっても、
不可解でリアリティのなさから、どんどんこの映画に引き込まれます。
落語の世界に通じるものも感じました。
人参芋の苗
赤系のつると葉です。
このままの感じで伸びて行きます。
人参芋の場合その伸び方が半端じゃありません。
畑を覆いつくすを超えて、どんどん進出して行きます。
他のさつま芋では“つるぼけ”と言われる状態が、
人参芋では普通の状態です。
紅東の苗
葉っぱの縁どりを見てください。
紅東の皮の色に縁どられています。
面影を感じます。
つるや葉が伸びるて来ると、
この縁どりの色が現れてきます。