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ブログ 今日のいもたつ

種芋の保管

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干し芋農家はどこも自家で種芋を保管します。

種や苗を購入するのがあたりまえの農産物も
めずらしくありません。

もちろん干し芋用のさつま芋の苗を購入することも
できます。

昔は種を絶やすことは、
生存の危機でしたので、種芋を自家で継承することは、
良い習慣だと思っています。

【芋日記】

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第5回菊姫会総会

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全国の優良酒販店が集まる“菊姫会”の総会に
なぜか毎年出席します。

タツマは、干し芋屋であり、米屋であり、
酒屋(菊姫屋)でもあります。

雪の加賀温泉に毎年2日間集まって、
日本酒の勉強会を行います。

【酒呑みのひとりごと】

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砂の器

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全く結びつかないはずのピースが、
思いもかけない糸で引き寄せられてゆく。
松本清張の巧みなおもしろさは、やはり秀逸です。

それとは別立てで、ハンセン病での日本の闇が
表現されていることを、こういうふうに映画として
残されていることは意義があります。

映画の場合には、その当時の時代背景が、映像で一目瞭然と記録されます。

その意味では、松本清張のおもしろさのひとつである、
日本の地方への旅が、当時の鉄道やクルマで実際に映像で観ることが
出来ることもこの映画を評価できます。

もうひとつ別立てで、
父と子の深い愛が第一に描かれていました。
「私は、何て幸せを感じることができないんだろう」
それを感じた作品です。

【いもたつLife】

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緑園の天使

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物語としてもおもしろかったし、
エリザベステイラーの一途さや無邪気さそして信じる心で、
まわりを幸せに導いて行く姿が印象的でした。

主人公が発達してゆく姿もこの映画のテーマです。
その背景にある家族像も見逃せません。

完璧な母親と、それぞれに個性がある子供達。
しかし、私としては、ごくごく普通の感覚の父親に素晴らしさを感じました。

すぐにお金のことを優先してしまう。
すぐに人を疑ってしまう。
だけど家族は可愛くて仕方がない。

自分のやったことを後悔し、
妻に強がりを言ったり、なぐさめられたり。

そのあたりにどこにもいる父親ですが、ひかれるものがありました。
自分に似ていたからかもしれません。

【いもたつLife】

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丸干し芋だけの干し場

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暮れの30日は”餅つき”と相場が決まっていますから、
たいていの農家が28日か29日が、蒸かし納めです。

平干し芋は約一週間で乾きますが、
年末の二日間が大荒れの天気だったので、
今年は一月七日位まで干し上がりに掛かる
農家もありました。

そして、どこの干し場も平干し芋はからっぽ
になります。

丸干し芋を蒸かした農家の干し場には、
丸干し芋が残ります。
この丸干し芋もあと二週間はかかりそうです。

この隣に平干し芋がまた、並び始めます。
その、お正月明けに蒸かした平干し芋の方が
早く乾いてゆきます。

【芋日記】

日時: |

2008年のほうふ

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「あけましておめでとうございます」

「(専属モデルの恩恵で?)昨年中は
おいしいほしいもをたくさんたべました」

「ことしもも色々なほしいもをたのしみにしています」
「みなさんもたのしみにしてください」

【芋日記】

日時: |

年末年始の丸干し芋

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蒸け上がったばかりの丸干し芋用のさつま芋です。

干し芋作りは冬だけの仕事。冬は猫の手も欲しい。
とはいえ、干し芋農家もお正月休みはあります。
とはいえ、毎日干し芋が乾いてゆくので、
干し場が空く時でもあります。
そこで、お正月前には干し場がふさがっても良い、
干し上がりに時間がかかる、丸干し芋を作る農家が多くいます。

ちょうど最も寒い時季になることも理由のひとつです。

今年からの「今日のいもたつ」に半年間お付き合いくださり
本当にありがとうございました。
来年もこんな調子で続ける予定です。
よろしければまた訪れてください。

【芋日記】

日時: |

干し場 3

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干し場での仕事を「外回り」と言います。

皮むき等の部屋の中での仕事と違い、
寒い日は寒いので大変です。

今年も寒さが本格的になってきました。
外回りがつらい時季ですが、
干し芋はおいしく仕上がります。

【芋日記】

日時: |

干し場 2

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平干し芋が乾くまでには、だいたい一週間かかります。
それを見越して7日分の干し場を用意しておきます。

大きい干し芋農家では、簾(すだれ)1000枚分以上の
広大な干し場になります。

なかなか壮観です。

【芋日記】

日時: |

干し場 1

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雨よけのビニールハウス内に干し場を作り、
乾かすのが主流になっています。
(写真右奥のような感じです)

少数の農家では、今も露天で干しています。
露天の場合には、日が暮れると夜露対策のために
簾(すだれ)を重ねて覆いをします。
翌日の日の出とともに、干し場に広げます。

ハウスの場合その作業が省けるので、
どうしてもハウスが主流です。

仕上がり直前の干し芋は飴色に光ってきます。
その光かげんは露天の方が鮮やかです。

【芋日記】

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