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天使が隣で眠る夜
ストーリーが、
よくできたタイムスリップに連れて行ってくれるようでした。
予備知識がないと、ちょっとつかみづらい展開ですが。
「愛している」
男が男につぶやきます。
こういう場面と第三者ではあっても、
真正面に対峙する経験をしました。
ただし、この映画はそれはごく一部でした。
それよりも、ちょっと顔を背たくなることを、
さりげなく観せてくれる描写が心に残ります。
さりげない振る舞いというのは、
わかる人にはわかる、”嬉しさ”が伴います。
江戸の人の振る舞いもそういうことが
多かったようです。
身につけて自然に表現したいですね。
収穫
とにもかくにもお米ができました。
タツマスタッフ5名それぞれ、
19名のお客様と一緒に育てている、
ポット栽培の稲の収穫をしました。
今月末の収穫祭のために、
二週間ほど天日干しにします。
プロの米農家の方から見れば、
お遊びですが、
体験学習はそれなりに良いと思います。
稲(米)に愛着がでますし、
何より「0」と「1」では大違いです。
体験したこと以外は語らない
謙虚さはかっこいいですよね。
大人は判ってくれない
大人になりきらない時の気持ち
(今でも本当の大人ではありません)
心にある純粋さをとても大事にしていた頃
その頃、今より青臭くて、臆病で、
だけど何故か生き生きしていて。
あの頃を蘇らせてくれました。
もしかしたら、
トリュフォー監督もそんな自分の
強い思いを永遠に残したかったのかも。
そんな気もしました。
「ありがとうトリュフォー」
山羊
紙一重のようです。
山羊は粗食なので、厳しい環境化での家畜として重宝。
その反面、適応力があり、何でも食べるから、
野生化して、つるつるにされて環境破壊が起きている所もある。
要は適材適所ですが、資本主義の場合、
経済が絡んでバランスがとれるので、
理想の状態はなかなか。
ということでしょう。よくある話ですね。
ちなみに、山羊の肉も乳も美味しい派です。
家族では私だけですが。
あのくささ(山羊っぽさと言い張りたい)
がなんとも良いんです。
まむし
「たまにいるんだよ」
塩崎さんが農作業中に出会ったマムシです。
山あいの田んぼで農作業していたら出会ったとのこと。
仕事柄の性で、
「汚染が少ないからいた(出てきた)のかな」
と考えてしまいます。
とても個人的な考えですが、
農産物の価格がもう少し全体的に
高くても良いのにと考えています。
安全性と比例という条件が付きますが。
自給率も含めて大きな問題です。
鳥
ありえなくはない。
という心理を巧みに操られてしまいます。
微妙なさじ加減で感情を昂ぶらされます。
そして、
徐々に追い込まれてゆく展開。
う~ん。
ヒッチコックにかかったら身包み剥がされてしまいます。
ヒッチコックは、
人を喜ばせる(驚かせる)ことにいかに真剣か。
また、同じコメントになってしまいました。
ライムライト
カルヴェロのような死に際は
自分も求めています。
死ぬために生きていることは
誰も無意識に意識しています。
この映画はそれが演じられています。
チャップリン含めて
すべての演技、表情やしぐさ、せりふ、照明、ストーリーまで。
バスターキートンとの競演も含めて、
こういう映画をチャップリンが撮れることになったこと
そういう生き方をしてきたことが勝ちです。
それは今からでも見習えます。
勝利の朝
キャサリン・ヘプバーンが
具志堅用高さんと重なります。
その世界で長くトップを続けるのは、
偉大です。
努力と言えばそれまでですが、
突き動かすものがあるのでしょう。
才能というのは、それを自分のものにできること
かもしれません。
招かれざる客
殴られるまで、殴られる痛さはわからない。
”こうだろうと思っていたことがこうだった”
よくある話というよりも、
「殴られなければ本当にはわからない」
ですよね。
すぐ”つもり”になってしまう自分が
恥ずかしい。
話は変わりますが、
キャサリン・ヘプバーンが名演でした。
この映画は「母の映画」かも。
うさぎ
ウインドウショッピングで冷やかしで、
毛皮をさわって”気持ちいい”
ということはありましたが、
ほんものをさわるのは小学生以来でした。
「かわいい」「ふわふわ」「ほんとに目が赤いんだ」
という素直な言葉が頭に浮かばず、
「美味しそう」「毛皮にするには何匹必要か」「耳をつかんで引っ張り上げてみたい」
という思いが頭をよぎります。
年を重ねると、より多くの知識は蓄えますが、
それが善にはつながりません。
ウサギを見るくらいならそれでも良いのですが。
年とともに背負ったものの判断をする時には、
ご法度です。
「つまらない大人にはなりたくない」
と、たまに自分に言い聞かせなければいけません。