今日のいもたつ - 干し芋（ほしいも・干しいも）のタツマ

いずみ専門の農家です。今年は特に品質が良いです。
希少ないずみ干し芋の中でも貴重です。

定温倉庫に保管しているので、寒くて腐ることは無いのですが、
２月を迎えると原料芋の傷みが出てきます。有機栽培だからでもあります。

一軒また一軒と蒸かしを終える農家が出る頃になりました。
そろそろ田んぼや畑仕事を始める農家も出てきそうです。

原料芋を保管している定温倉庫が空いてきました。
奥は種芋と空コンテナなので、手前だけが原料芋です。

紅はるかは細長いサツマイモの代表で、加工していてそれを実感します。
それよりもまだ細いのがあいこまちで、
丸干し芋をみると紅はるかよりもさらに細いです。

先週は暖かい日がありましたが、丸干し芋を加工できる寒さにまたなっています。
けれどそろそろ加工終わりにします。

製品にならない白く仕上がる干し芋をパカといいます。
紅はるかはほとんどなかったのですが、だんだんと増えてきました。

春が近づくと農家に肥料が届くいつもの光景です。
これをみると花粉の季節を連想します。

２月に入ると一軒また一軒と干し芋加工が終わりはじめます。
この農家ももうひと踏ん張りで終了です。

糖化せずに白く仕上がる甘みがない干し芋のＢ品
（産地ではパカと呼ばれます）が、
シルクスイートから出てきました。
他のサツマイモでは今年は無かったのですが、
シルクスイートは大きく育ったためか出やすいようです。