自社の有機農園で育てた無農薬サツマイモ４品種を、自社で干し芋加工しました。

• 
  無農薬いずみ平ほしいも

  農薬と化学肥料を使わない無農薬栽培は、病害虫に強いサツマイモに育てなければなりません。豊かで健康な畑を準備して、逞しい苗を作り、植えます。１６品種の干し芋加工していますが、いずみは無農薬栽培にも合っていて、しかも高品質の干し芋に仕上がるサツマイモです。

• 
  無農薬あいこまち平ほしいも

  産地でほとんど作られていない“あいこまち”ですが、干し芋適性があり甘さもやわらかさも上々に仕上がりました。

• 
  無農薬紅キララ平ほしいも

  カロテンを含むサツマイモのことを人参芋と言いますが、紅キララはその中でも最もカロテン含有率が多く、真っ赤な干し芋に仕上がります。味わいも人参の風味が強くあります。

• 
  無農薬紅赤平ほしいも

  江戸時代からのサツマイモ産地の川越市で生まれたのが“紅赤”です。ホクホクの焼き芋用の品種ですが、干し芋加工すると、噛むごとに甘みが出る味わいある干し芋になります。

新品種の干し芋と、産地でも数軒の農家でしか作られていない貴重な６品種の平ほしいもです。

• 
  紅乙女平ほしいも

  紅乙女は焼き芋・蒸かし芋用の品種なので干し芋用としてはまず作られないサツマイモです。加工に当たっては原料芋を十分芋糖化させます。すると、サツマイモの風味が乗った干し芋に仕上がります。

• 
  クイックスウィート平ほしいも

  低い温度の熱からでもサツマイモの甘みが引き出される品種がクイックスイートです。主に焼き芋用として栽培されていますが、その特性は干し芋にも合っています。しかし干し芋用ではタツマしか作っていない品種で、この干し芋も幻ほしいも用に特別に栽培しました。

• 
  シルクスイート平ほしいも

  絹のような滑らかさがあり、焼き芋にするととても甘いサツマイモです。干し芋にしてもその良さは味わえます。しかしこの品種も干し芋加工の手間が掛るためにほんの少ししか生産されていません。

• 
  安納芋平ほしいも

  『蜜芋』と呼ばれる安納芋は、干し芋にしてもその美味しさは変わらず味わえます。ただ、干し芋産地の気候では大きく育たないことと、干し芋加工にも手間が掛ることから、ほしいも用としてはほとんど作られていません。この安納芋干し芋は、幻ほしいも用として特別に作付けして加工したものです。

• 
  人参芋（兼六）平ほしいも

  人参芋はカロテンを多く含むサツマイモの総称です。その中でも最も干し芋に適しているのが兼六種で、これも幻ほしいも用に育てました。わずか３軒の農家でしか作られていない干し芋です。

• 
  ほしキラリ平ほしいも

  ほしいも用として開発されたほしキラリは確かに高品質の干し芋に仕上がりますが、収穫量が良くないことと、加工しづらいことから生産量は非常に少ない干し芋です。しかしその美味しさは捨てがたく、少ないながらも作付けし、ほしいも加工を続けています。

原料芋を揃えるのに骨が折れるのが四切ほしいもで、この干し芋も一部の農家しか作っていません。

• 
  ほしキラリ四切りほしいも

  平ほしいもには小さく、丸ほしいもには太めでかつ長めの原料芋を選別し揃える所から四切りほしいも作りが始まります。その手間をかけることで、とても美味しい干し芋に仕上がります。ほしキラリの上品な甘さと四切りほしいもの程良い食感が味わえます。

• 
  玉豊（たまゆたか）四切りほしいも

  ほしいも産地を代表する品種が玉豊です。玉豊は平干し、丸干し、角切りにもされますが、やはりその美味しさを引き出すのは四切りほしいもにするのが一番です。

• 
  紅マサリ角切ほしいも

  大きく育つ傾向がある紅マサリは、大きな原料芋で作る角切り芋との相性が良い品種です。干し芋用に育てた紅マサリの角切りほしいもは、まさに幻ほしいもにふさわしい干し芋です。

• 
  あいこまち角切ほしいも

  産地でごくわずかしか作られていない上に、角切りほしいもに加工するまでの大きさにまで育たない“あいこまち角切ほしいも”は本当に希少です。 味は“あいこまち”の干し芋適性を確認できる美味しさがあります。

• 
  紅はるか角切ほしいも

  ほしいもに適している紅はるかですが、細長く育つために、太い原料芋で作る角切りほしいもは、ほぼ作られていません。この干し芋は、大きい紅はるかだけを選別して、特別に角切りほしいもに仕上げました。紅はるからしい強い甘味と、角切りほしいもの中で一番と言うほどのしっとり感があります。