農薬と化学肥料を使わない無農薬栽培は、病害虫に強いサツマイモに育てることが必須です。
豊かで健康な畑を準備し、逞しい苗を作って植えます。
そこから収穫まではひたすら草取りとイモムシ取りです。
そうして自社の有機農園で育てた無農薬サツマイモ２品種を、自社で干し芋加工しました。

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  無農薬紅きらら平ほしいも

  “紅きらら”はカロテンを豊富に含む人参芋の一品種です。
  果肉はオレンジですが、干し芋にすると真っ赤になります。人参やかぼちゃの風味が強い甘さが特徴です。

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  無農薬かぼちゃ芋角切り芋

  果肉が赤みがかった黄色から、かぼちゃ芋と呼ばれているサツマイモです。
  カロテンを含んでいるのでその風味と甘さがあり、干し芋は適度な弾力があるので、角切り芋に合っています。

産地で数軒の農家でしか作られていない貴重な９品種の平ほしいもです。

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  ふく紫平ほしいも

  アントシアニンを含むサツマイモが紫芋です。濃い紫色の干し芋に仕上がります。これまでの紫芋は甘味があまりありませんでしたが、“ふく紫”は甘く、干し芋に仕上げても美味しくなります。

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  白紅はるか平ほしいも

  紅はるか干し芋はオレンジ色ですが、まれに白っぽく仕上がるモノがあります。けれど、どの原料芋がそうなるかは解りませんし、ごく少ないです。加工シーズンを通してそれを集めたのが“白紅はるか平干し芋”です。その中でも甘いものを選びました。

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  玉乙女平ほしいも

  “玉乙女”は干し芋用のサツマイモですが、産地に定着しませんでした。干し芋の甘さは、糖化と蒸かしの二つの工程で得られますが、玉乙女は糖化の見極めが難しいのと、蒸かしに時間が掛かるからです。しかし、それをしっかりとやった玉乙女ほしいもはとても美味しい干し芋に仕上がります。

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  紅マサリ平ほしいも

  しっとり系でふっくらと育つ“紅マサリ”は干し芋に適したサツマイモですが、主に青果用として栽培されているので、干し芋にはあまり加工されていません。丁寧に栽培され加工した紅マサリ平ほしいもは申し分ない美味しさです。

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  兼六人参平ほしいも

  カロテンを多く含むサツマイモの総称が人参芋です。その中で最も干し芋に適しているのが“兼六人参芋”ですが、本物の人参程度にしか育たないためにわずか２軒の農家でしか作られていませんす。自家農園で幻ほしいも用に作付けしました。

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  浜こまち平ほしいも

  “浜こまち”も人参芋のひとつで、干し芋に適した品種です。カロテン含有量が多いですが、人参芋特有の味わいは控えめで素直な味わいです。

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  安納芋平ほしいも

  蜜芋と呼ばれている“安納芋”は干し芋適性がありますが、茨城の干し芋産地の気候では育たず、また加工もやりずらいことから、ほぼ作付けされていません。しかし糖度が高いその干し芋はとても美味しいです。そして希少です。

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  ほし茜平ほしいも

  今ある人参芋よりも、美味しくて収穫も良い、干し芋用の人参芋として開発されたのが“ほし茜”です。その名は日本古来から使われている“あかね色”から採られていています。
  ほし茜平ほしいもは、ほしキラリらしい上品な甘さにカロテンの風味が加わっています。

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  粉ふき玉豊平ほしいも

  干し芋は時間が経つにつれて糖分が白い粉として表面に浮き出てきます。
  上出来の玉豊平ほしいもに敢えて粉を吹かせたのが、粉ふきほしいもです。

原料芋を揃えるのに骨が折れるのが角切り芋で、この干し芋も一部の農家しか作っていません。

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  玉豊角切り芋

  “玉豊（たまゆたか）”は干し芋産地で育ててこそ高品質の原料芋になります。糖化させた玉豊を時間をかけてじっくりと蒸かして角切り芋に加工しました。

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  いずみ角切り芋

  収穫量が悪く加工もしずらいのが“いずみ”です。ほしいもの品種の中では一番古いのに廃れないのは、美味しいからです。その美味しさは折り紙付きです。

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  兼六人参芋角切り芋

  産地全体で角切ほしいもの生産量が減っているので、自社農園ではできるだけ色々な品種で多く作るようにしています。
  兼六人参芋は人参位のサイズにしか育たないですが、収穫した中から角切り芋にできる大きい原料だけを集めて加工しました。なかなかお目に掛かれない、それこそ幻と言える干し芋です。

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  玉乙女角切り芋

  丸みを帯びて大きくなる品種が玉乙女です。玉豊同様に角切り芋用の原料芋を揃えるのが大変な希少な干し芋です。