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身近なのにちょっと特別なイメージ。
実は、厳しい基準をクリアしないと「有機」とは言えないのです。
「有機とかオーガニックって聞いたことはあるけれど・・・?」
ほんの100年程前までは、日常あたりまえに食べている食品は、有機食品でした。
ですから、有機という区別はありませんでした。
有機って特別なもの。よくわからなくて、難しそうなイメージ。かも知れませんが、本当はもっと身近な、あたりまえの食品です。
また、そうなって欲しいとタツマでは考えています。
有機といえば、「農薬を使っていない」「健康的だ」「安心・安全なもの」という認識が一般的です。
もちろん間違っていません。
しかし、有機でなければ、安全ではないのか?健康的ではないのか?というわけではありません。
知り合いの農家からもらった野菜や果物は、安全でおいしくて、安心して食べられるでしょう。なぜならその野菜や果物は、あなたが信頼している農家さんが作ったからです。
しかし、有機JASマークは付いていないでしょう。
でも、あなたは、農薬を使わずに、心を込めて作ってくれたことがわかっています。
そうであれば、“有機という表示”があってもなくてもかまわないですよね。
しかし、どうやって作ったかがわからないとしたら・・・。
信頼できる何かが必要になります。
そこで、“有機という表示”をして良いためのルールをつくりました。
それが有機JASマークを代表とする、有機認証制度です。
繰り返しになりますが、現在は、農薬や化学肥料を使って栽培された農産物や、添加物や保存料等を使った加工食品が主流です。
それらとは明確に区別するためにあえて“有機”という分野があります。
その“有機”という信頼を維持するために“有機という表示”をすることに対して厳しいルールとしました。
それは、安全を最優先に考えたことと、誰にでもわかるようにするためです。
生産者農家と消費者が近くて、個人的に信頼できるものでしたら、別に“有機の表示”がなくても体に良い、本来の意味の有機食品が手に入ります。
現実には、そうではない場合がほとんどです。そのために有機認証という基準があると考えてください。
農林水産省が定めた認証機関が、有機農産物や有機加工食品をつくる生産者を認証します。認証の基準は二つから成ります。
ポイントは、有機認証を受ける者が上記を満たしそして、それを守ることができる、信頼できる農家や会社かというところです。
間違いなく信頼できることを示す仕組みを作ることでそれに応えます。
また、一年に一度、それが守られているかどうかの確認の検査を受けなければなりません。
タツマでは、農林水産省の登録認証機関のJONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)から二つの認証を受けています。
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