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2024年10月の定期宅配お宝干し芋今月の定期宅配干し芋を発送しました

静岡県富士宮市芝川産の紅はるかを茨城県の自社農園で加工した
静岡産らしい角切り芋と切甲です。

糖化が速い紅はるかだったので12月中にほしいも加工しました。

玉豊やいずみに比べて紅はるかは静岡の土地にもすぐに馴染むサツマイモです。

静岡産干し芋は平干し芋よりも角切り芋の方が主流です。

茨城県の干し芋産地が暑くなっているのを改めて実感しました。

今月のお宝ほしいもは、静岡県富士宮市芝川で無農薬栽培で育てた紅はるか角切り芋と切甲です。
5月17日に定植して11月3日に収穫したのですが、これは茨城県での栽培期間より長い日数です。

静岡県は茨城県に次ぐ干し芋産地で、いずみ種が主流です。
かつてはそのいずみ種を静岡と茨城で栽培すると生長する大きさが明らかに違いました。茨城県の方が大きく成らないのです。茨城県の干し芋産地は海風で夏も涼しかったからですが、今では夏は猛暑です。

2023年度の茨城県の紅はるかは大きく育ちました。
それに比べて静岡県富士宮市芝川の紅はるかはそこまで大きくは育ちませんでした。
しかも栽培期間はこの紅はるかの方が長いのです。芝川の方が標高は高いのですが、それでも以前では考えられないことです。
茨城県の干し芋産地が昔よりも確実に暑くなっているということです。

干し芋の原料芋は食用よりも大きめの方が適しています。この芝川の紅はるかはそれにギリギリ適った大きさまでは育ちました。

無農薬栽培で育てた静岡(富士宮市芝川)産の紅はるかを、茨城県の自社農園で静岡産らしく角切り芋に加工したのですが、角切り芋は平干し芋よりも大きい原料で作らなければならないので、その大きさの原料が少なくほんの少ししか仕上がりませんでした。

そこで今回は、静岡産紅はるかの角切り芋と加工中に細かく実崩れした切甲(せっこう)をお届けしました。ご賞味ください。

2024年10月4日 株式会社タツマ
福井保久